灯りが揺れている。 でも、僕だけ、時が止まっている。 だんだん、息が浅くなっていく… あの人に… “ごめん”を云いたいのに… 言えない。 「大丈夫?」 『…うん』 信じてくれたのは、あの人だけなのに… 傷つけてしまった。 あの感情に気づけなかった。 なのに、、、 なんで、優しくするの? 殴って欲しい… 距離は近い。 けど、遠い。心だけ… 嗚呼、 胸が痛い。 優しさが身体を裂いてゆく… 壊していく… 喉で、“ごめん”が叫んでいる。 でも、声に出せない。 視界がだんだんぼやけてきた。 ポタ… 涙。 “もしかしたら、あの人は、僕が嫌いなのか” その考えが頭をよぎった。 嫌だ。 嫌われたくない。 『っ…』 “ごめん”を云いたいのに… どうして言えないんだよ。 たったの、三文字なのに… いっそ、消えてしまおうか。 窓を見た。 暖かな日差しが痛い。 『ちょっと、買い物に行ってくる』 そう言って、僕は家を出た。 死んで罪を償おう。 廃墟されたマンションの屋上。 『バイバイ…』 タッタッタッ… 「居た。」 『…っデセラ』 「帰ろう…?」 『…あ、デセラ、、ごめ…んっ』 やっと言えた。 「大丈夫だよ。」 嗚呼、 僕が求めていた声。 気づいたら、泣いていた。 でも、デセラは、せかさなかった。 寄り添っていた。 何も言わなかった。 よかった。 まだ、落ち着かないけど、 ちゃんと、息ができた。 end.
曲 キミのニセモノに恋をする 短いです タイトル詐欺かも? 即オリ 見んな。↓ 人は誰かしらから愛され、恨まれる。 全員に恨まれることもないし、 全員に愛されることもない。 あなたを恨んでいる人もいる。 あなたのせいで、悲しい思いをしている人がいる。 これを考えるとつらい。 けど、 これを忘れないで。