※これはVOISING二次創作です。 ないこ視点です。 第一話↓ https://scratch.mit.edu/projects/1239818124/ 次の回↓ https://scratch.mit.edu/projects/1306271103/
_セーブデータ27をロードします 第27話「反逆の呪縛」 「寝返ったぁ!?!?」 If「叫び過ぎやないこ!足元、危ない!」 忠告されて下を向けば、しのの鎖がすぐそこまで伸びていた。 慌てて跳んで躱す。 いやあっぶね _ガンッ! 衝撃が頭を貫く。 Coe.「ないこくん!」 っぶねぇ気を失うとこだったんだけど!? 首を擦りながらとりあえず引く。 「…今何が起きた?」 甘夢れむ「ゆうさんが後ろから殴ってた。」 「うわ物騒。」 端的に伝えるれむに少々引きながらも、攻略法を考える。 甘夢れむ「ないこさん、あれ見てください。」 指を差した方向には、しのと話しているかなめがいた。 甘夢れむ「MPの消費が激しいんで、あいつ【解析】使ってますよ。」 甘夢れむ「つまりあれが司令塔。核です。」 ないこ「おっけ。ありがと。」 流石れむ。クロノヴァの社畜なだけあるな。 かなめの事をなんとか止めれれば… 悠佑「ないこ!どうする!?」 うるみや「俺等にできることあったら教えてや!」 こったろ「俺も。」 しゃるろ「えっ、俺も俺も!」 タンク、盗賊、ランサー、冒険者。 いま手が空いてるのはこの4人か。 ないこ「ありがとう。」 Relu「うわっ!」 Coe.「れるち!!」 死角を取ったゆさんが猛攻撃を繰り出している。 あいつヒーラーだよな!? くに「れるち大丈夫!?」 Relu「いったぁ…大怪我にはならんなったから大丈夫。」 …? 明らかにゆさんは急所を狙おうと杖を振っていたよな? かなめの解析があるんならより… 「ねぇ、かなめって解析ポンコツだったりする?」 しゃるろ「俺を見つけたぐらいだし、そんなことはないと思いますけど。」 「だよな。」 待てよ、あいつ… 悠佑「ないこ!危ない!」 _ガン! 咄嗟に盾で鎖を跳ね返した。 体制が崩れる。 盾の隙間からかなめの顔が見えた。 視線が、合う。 _なるほどね。 しのの攻撃がゆっくりと強くなってきている。 でも、俺らの事を直接狙ってくるような動きはなかった。 こったろ「で、どうすればいい?」 ないこ「しのを止めてほしい。」 うるみや「かなちゃんを止めるんが最優先やと思いますけど…」 ないこ「いや、駒を一旦止めてからにしよう。」 しゃるろ「わかりました!」 一斉にしのの方へと向かう。 しの「ちょっ、まってなんで俺!?」 あっ喋るんだ… こういうのって喋らないイメージ強かったけど流石コイツらだな… そう思いつつ、かなめめがけて銃を構える。 咄嗟の防御魔法。流石に分かるよなぁ。 2発撃ち込むが崩れる気配はない。 しょうがない。直接確かめよう。 Coe.「うわぁ!」 ないこ「りうら。」 ピタッと動きをとめる。 りうら「なぁに?ないくん。」 標的が俺へと変わる。 ゆらぁとりうらのバックが揺れた。 Coe.「ないこくん!危ないよ!」 確かにあいつは毒霧の瓶を持っている。 でもな、 「おりゃああああ!!!」 一直線に走り出す。 りうら「えぇっ!?ちょ、ちょっと待っ」 そのままの勢いで瓶を取り上げた。 「これ、危ないから没収ね?」 読み通り、ビビって動けなかった。 というか… りうら「ないくんのケチ」 「ケチ!?」 突然の暴言。 スネ気味な最年少が可愛らしく思えたが、その言葉で俺の心は大きく抉られた。 ケチってなんだよ、ケチって!! りうら「ないくん?」 こちらをじっと見つめる。 …わかってるよ。 りうら「さ、続けようか。」 「おっと、残念だけど俺はここらへんで。」 りうらの足元に魔法陣が出現する。 甘夢れむ「もうちょっと作戦とか聞かせてくれてもいいんだよ?」 れむが杖を軽く振ると、魔法陣が光った。 りうら「ちょっと!?動けないんだけど!」 甘夢れむ「速度補正をかけただけ。」 甘夢れむ「もちろん数値は0。」 りうら「0って…動けないのと一緒じゃん!」 甘夢れむ「ま、頑張んな。」 身体が動かないわけで、あんなに騒いでいるのに微動だにせずプンスカと怒っている。 かわいいな、りうら。 俺の視界の端ではれむが顔を歪ませていた。まじまじとりうらを見る俺の表情に思ったことがあったのだろう。 Coe.「ないこくん!」 Relu「れる達どうすればええかな?」 魔法使い、弓使いが空いたか。 If「ないこ、こっち!!」 くに「ないこく〜ん!」 二人でゆさんの相手をしていたくにおとまろが流石に悲鳴を上げていた。 ないこ「ちむ、れるち、行ける?」 Relu「任せとき!」 如月ゆう「増えましたか…」 ゆさんは一人でもきっと捌けるだろう。 甘夢れむ「…こっちは抑えときます。」 ないこ「ありがとう。」 でも取り敢えずしのの方へ。 うるみや「こたさん!いけ!」 しのの肩に重めの一撃が入った。 あいつら味方だってこと分かってんのかな? しゃるろ「アニキ助けてぇ〜」 悠佑「も〜前出過ぎや!」 鎖の猛攻を盾で防ぎながら死角となった盾の裏からしゃるろが斧を振り上げて一撃を与える。 しの「ねぇ!痛いよ!」 懲りたのかその場で座り込む。 一気に抑え込んだしゃるろがガッチリとしのをホールドしていた。 しゃるろ「捕まえた!」 こったろ「ナイス〜!」 これで2人抑えられたか。 そろそろいいね。 「さて、と。」 一息ついて、視線を向ける。 「かなめ。」 かなめ「なぁに。」 「お前、自我あんだろ。」 かなめ「っ…!」 _セーブデータ28に保存しました。