名前:ララ・クロワッサン 性別:♀ 年齢:16 種族:堕天使 むかしむかし、あるところに、1人の天使がいました。 その天使は、優しくて健気で、人の幸せを心から喜べて、奇跡を信じて希望を抱ける、普通の女の子でした。 ──彼女は信じていました。諦めなければ希望が生まれる。 ──彼女は信じていました。希望があれば、可能性がある。 ──彼女は信じていました。可能性があれば奇跡は起きる。 ──彼女は信じていました。希望を抱ければ奇跡は起きる。 特に彼女のお母さんのことが大好きで、いつも一緒にいたがるほどでした。 だから、彼女の母が難病に侵された時、遠方の洞窟の中にのみ自生するという秘薬を取りに行くと決めたのも、その天使でした。 その天使は、お母さんを治すために、秘薬を採りにいきました。 その道は、過酷でした。 ──時には、水たまりの水を啜ることもありました。 ──時には、謎の怪鳥に啄まれることもありました。 ──時には、死にかけで這い進むこともありました。 それでも彼女は、母の回復と自分の底力を信じて、希望を抱いて、奇跡を信じて、進みました。 そして彼女は、ついに秘宝の前までありついたのです。 ──ああ、やっとお母さんを助けられる。 その夢を抱いたまま──疲れ果てた体は、意識を失って崩れ落ちました。 目が覚めると、そこにあったはずの秘宝は、誰かにすでに取られ尽くしたあとでした。 希望は、奇跡を起こしませんでした。 彼女には、母を助けることはできませんでした。 彼女は信じていました。希望があれば、奇跡は起きる。 そう、そのはずでした。 そのはずだったのに、希望を抱いて奇跡を信じて旅したはずなのに、彼女の希望は、奇跡を起こせなかった。 ──それが、奇跡が起きた喜びだったら、何の痛痒も覚えなかった。 ──それが、奇跡が決して届かぬところにある苦しみだったら、ずっと傷は浅く済んだ。 ──それが、奇跡の存在が最初から有り得ない諦念なら、踏ん切りがついた。 少女は、知りました。──奇跡が手が届く場所にあったからこそ、希望が確かにあったからこそ、失った時の傷は深く広くなるのだと。 天使は、考えました。希望がなかったら、傷は浅く済んだ。 天使は、考えました。今自分が深く傷ついたのは、希望があったからだ。 天使は、考えました。そんなぬか喜びだけさせる希望など、ないほうがずっといい。 天使──堕天使となった少女は、立ち上がりました。 この世から希望を消すために。
チーム名:「端役の一等星」 メンバー(1人): @uweqrti4000 テーマの裏の一面を精一杯捉えた結果テーマの意図から外れましたどうもすぴかです!殴ってください!! 椿ちゃんさんとまた違う形で今までの子と一線を画すかなーと。目とか服とか雰囲気違くしたし上達したつもりですがどうでしょう?…ふむふむ、変わってない?なるほどとりあえず泣いてきますね! 作者的には作風とか別人っぽくなったつもりです。やっぱ目で印象って変わるんだな… ちなみに自分でも出どころのわからないモチベのおかげでキャラ自体は1日で完成しました。次の日に塾のテストが控えてるのに… クロワッサンはフランス語で三日月です。パンじゃありません。 この子もところどころに三日月モチーフがあります。武器が鎌なのも三日月モチーフです。他の三日月も探してもいいですが探すあなたはどんだけ暇なんですか? なお、鎌は堕天使というより死神だろってツッコミは受け付けません。 多分月虹杯参加者の中で共有1番早いんじゃないかな?上手くできたのが嬉しすぎてな。 ちなみにこの子と世界観が共通で対比を利かせてあるつもりの猫改造があるので載せておきます。この猫改造を見てから改めてララちゃんを見ても面白いかも。奇しくもどっちの子にもアホ毛があるし(?) https://scratch.mit.edu/projects/1261196424/ ちなみにこれは正真正銘の馬鹿なんですけど、目の周りにグラデ入れて光らせたのこれが初なんです(大馬鹿) 4/4 共有 4/5 演出と設定とコスを微調整 4/6 音楽追加 「怪物」/YOASOBI @SGGKkoukisan 様より