久しぶりに自分で枠線書くとこうなった。 やっぱなんか変。 御自由にどうぞがコンセプトなはずなのに いつの間にかどんどん「こうして。ああして」 になっちゃった。 ここ数日猫作り楽しすぎて本アカで活動してない
以下は自分の想像です。 もしよかったら参考にしてください。 ↓ 「なんで俺の息子に限ってこんな出来損ないなんだ?」 「お前みたいなやつに食わせる飯はありません!」 (頑張っている。それでも…) 「親の言うことは絶対だろ?逆らうな」 (ちゃんと言われたとおりにやってるさ。なのに…) 「そんな子に育てた覚えはないわ!」 (できるだけいい子にしているよ。けど…) 「そんなんで強くなったと思うな。」 (なんで、なんで認めてもらえないの?) (僕はなにか悪いことをした?) (僕のどこがいけない?) (僕はいない方が良いの?) (僕が生きている意味って?????) 父親や母親の声がフラッシュバックする。 きっと他の子猫たちはもっと親に愛されて育ったんだろうな。 俺が初めて大集会に行った日、話しかけて来た猫たちがいた。そいつらのお陰で、俺は今生きることができているのだろう。 ★ 隕石の地に初めて足を踏み入れた。きっと他の見習い猫たちも親と同じだろう。僕を汚らわしく扱うんだ。見習いのうちに一度は大集会に参加しないといけないため、大人たちが渋々僕を大集会につれてきているのは知っている。 どっちにしろ、もう二度と参加できないんだろうから、他部族の友だちを作る意味なんてないだろうな。 「やっほーっ黒いの!初めて見る顔だね。お名前は?」そう思っていたのに、見知らぬ白い見習いが明るい声で話しかけてきた。 「ぼ、僕ですか!?僕はクロウポーです。よろしくお願いします」実際そのときは驚いた。こんなやつに挨拶してくれるようないい猫が、この世にいるなんて…! 「変なの。なんで丁寧語なの?あたしサンポー、よろしく!」 「さ、サンポー?あ、よろしく、ね」 その時、しっぽ3本分位先で鯖猫にすり寄っていた黒い猫が向かってきた。 「ちょっとサンポー!他部族の猫なのよ?仲良くしすぎないで。うちの部族の秘密を明かしちゃ駄目!」 「お姉ちゃんだってジェイポーと仲良くしすぎじゃん!」サンポーはふくれっ面で言い返した。「この子友達いなそうだったから話しかけてあげただけなのに…」 「ジェイポーは同じ部族だからいいの」黒い猫はどうやらあの鯖猫…いやジェイポーが好きなみたいだ。 「この自分は放っておいて他人ばっか注意する猫は」サンポーはニヤリと笑いながら言った。「ムーンポー!あたしの姉なの」 ムーンポーは嫌そうな顔をしてジェイポーの方に戻っていく。 でも、ムーンポーがジェイポーのそばに行く前に、サンポーが言った。「ね、ジェイポー!おいでよ、このこすっごく面白い子なの!」 ジェイポーとはこれまた不思議なやつで、耳毛が長くて青かった。 ムーンポーはあいつをうっとりと見つめていたが、ジェイポーがサンポーの方へ行ってしまったのを見ると、すねてもっと遠くに去っていった。 「こいつがどうしたってんだ?」ジェイポーが不快そうに言った。「まったく、今日はついてないな。ムーンポーに絡まれただけで最悪なのに…」 「それはいつものことでしょ!じゃね!」サンポーもいなくなった。あの兄弟は何なんだ?なにか知らんがすぐにいなくなる。 ジェイポーも呆れた顔でサンポーを見ていた。「気にすんな、あいつはそういうやつなんだから。で、お前は誰だ?もう知ってるだろうけど俺はジェイポー」 「僕、クロウポー。よろしく、ジェイポー」 「クロウポーか。同じカラス科だな。にしてもお前、いい筋肉してるなぁ。きっと強いんだろ?」ジェイポーは羨ましそうに言った。 「え?僕そんな強くないよ。まだお父さんを倒せないんだ。そういう君こそ強いんじゃない?」クロウポーは謙遜した。 「ああ、間違いなく将来はリプル族一位だな。でもよ、俺らまだ見習いだぞ?親を倒すなんて馬鹿じゃあないのか?」 そうか、ジェイポーたちはリプル族なのか。道理で湖の匂いがすると思った。 「でもお父さんは親を勝ち越せてこそ一人前って言ってるよ。お父さんが指導者なの」 「へぇ。お前ん所は大変なんだな。それだから強いんだろうけど」 「でもさ、」 「でも?」 クロウポーは言えなかった。「親が嫌い」とは。 「いやなんでもない。そうだ、ジェイポーはパンチとキックどっちが得意?」クロウポーは必死で話題をそらそうとした。 ジェイポーは意外にもすぐその気になってくれた。 「うーん、俺はキックかなぁ。」 「え?キックって難しくない?お腹を相手に見せることになっちゃうし」クロウポーは言った。 「そうかなぁ。キックのほうが威力は強いよ。それにさきに相手を蹴っちゃえば、敵は腹を攻撃する隙なんてないだろ?」ジェイポー自信満々で言った。「俺はキックが得意なんだ。良ければ今戦ってみるか?」 「いやいや、だめだよ!大集会は戦っちゃいけないんだよ!」クロウポーはそう言ったが、心のなかでは戦ってみたかった。 「あ、確かに。じゃあさ、次の大集会で戦っていいか、帰ったら聞いてみようぜ。別にただの訓練なんだし、平気でしょ」ジェイポーはそう提案した。 でもクロウポーは無理だとわかっている。まず次回の大集会にもいけないだろうから。 「ごめん。僕、多分次回は来れない。」 「なんで?なんか用事でもあるのか?」ジェイポーは不思議そうに聞いた。 「うん。うちの部族の事情。だから聞かないで、お願い!」クロウポーは体を小さくして必死に頼んだ。聞かれては困る。これは僕だけの問題なんだから。 ジェイポーは首を傾げた。「おいおい、聞から顔上げろよ!」 クロウポーは怯えながら顔を上げた。 「俺は何も悪いことはしないって。なんでそんな怖がる必要があるんだよ。まったく…」ジェイポーは呆れたように言った。 「ごめんなさい。つい…」クロウポーは謝った。相手の気分を悪くしてしまったのだ。 「だから謝るな。集会が始まるから一族のもとにいけ」ジェイポーは不機嫌そうに言った。 「はい」クロウポーはそれだけ言って自分の群れへ行こうと歩き出した。だが次の一言で驚いき、一瞬止まってしまった。 「お前、いいやつだな。久しぶりに楽しかった」 それだけいうとジェイポーはそそくさとリプル族に戻っていったのだ。 ★ 結局、ずっと不安だった大集会は、最高に楽しいものとなって終わった。ジェイポーにはあれ以来会えていないが。 だがクロウポーは知っていた。見習いよりも戦士のほうが大集会に行ける確率が高いということを。だから、クロウポーは今日という日をずっと待っていた。 嫌な言葉が頭の中を渦巻くが、それ以上の希望がある。だから僕は今日まで生きてこれた。そう実感しながら、族長の前に進み出た。 「クロウポー」 「お前は戦士の掟を守り、我が一族を保護し抜くことを誓うか?」 「誓います」 「これよりお前の名はクロウクローとなる。さまざまな思いを受け止めてきた、その胸のマークにちなんで」 クロウクローは多くの仲間に祝福された。 「クロウクロー!クロウクロー!」 その声のなかに親の声は聞こえなかった。でももう、そんなことは気にならない。だって俺には最高の友達と、仲間がいるから。