リクエスト短編小説となります! リクエストしてくれたら短編小説としてつくります! 物語の系統、ハッピーエンドorバッドエンドや、こんな感じが良いなどを教えてください。二次創作は制限があります〜
目を覚ますと、見たことのない景色が広がっていた。空に浮かぶ車や回る建物——どう見ても普通じゃない。 「ここどこ…?」 町を歩いていると、メイルという女性に声をかけられる。話してみると、ここは「ルルッカ町」。どうやら私は地球ではない異世界に来てしまったらしい。 行くあてもない私を心配したメイルは、家に泊めてくれる代わりにこの世界の通貨「ベリー」を払うよう提案してきた。そして、この町では屋台を出すのが当たり前だという。 甘いもの作りが得意な私はお菓子の屋台をやろうとしたが、この世界には「甘い」という味が存在しなかった。そこで料理を学びながら、砂糖の代わりとなる「シュガナ」を発見した。こうして私は、この世界で甘いものを作る屋台の店主として新しい生活を始めた——。 店の準備もでき、つくった看板を飾り初めての屋台、甘味屋を開いた。そうすると、 「これはなんていうの?」 「これはなに?初めて見るよ?」 など、開始直後から気になるといって見に来るお客さんがいた。でもみんな最初はソレこそ気になるけど、買ってはくれなかった。そうすると、 「ここはなんていうんだい?」 と、優しそうなおじさんが声をかけてくれた。甘さのことについて説明すると、疑いの顔を持ちながらも一つ、クッキーを買ってくれた。「美味しかったらまた来るよ。」と言っておじさんは帰ってしまった。はじめからそんなに売るつもりはなく、10個のクッキーだったがあまり売れなく、残りはメイルと私で食べた。 「どうしたら疑いが晴れて甘さって言葉が広まるかなぁ、」 お店をやっていけるか心配しつつも、私は明日のための作業をした。 翌日。 私は少しだけ看板の位置を変えてみた。 「この世界にない味、あります」 昨日よりも、ちょっとだけ大きく書いた。 「……これで来てくれるといいんだけど」 そうつぶやいた瞬間。 「おーい」 聞き覚えのある声に振り向くと、昨日のおじさんが立っていた。 「……あ!」 思わず声が弾む。 「また来たよ」 おじさんは少しだけ口元をゆるめながら、屋台をのぞきこんだ。 「昨日のやつ……なんて言ったっけ」 「クッキーです!」 「それそれ。あれ、もう一個くれ」 私は思わずにやけそうになるのをこらえながら、袋にクッキーを入れた。 「はい、どうぞ!」 「今日はちゃんと味わってみるかね」 そう言って、おじさんはその場で一口かじった。 ぽり。 少しの沈黙。 そして—— 「……うん?」 昨日と同じ反応。でも、次の瞬間。 「……あれ、なんだこれ」 もう一口。 「変な味なのに、また食べたくなるな……」 さらにもう一口。 気づけば、全部食べきっていた。 「なあこれ」 「はい!」 「もう一個あるか?」 思わず私は吹き出した。 「ありますあります!さっき“味わう”って言ってたのに!」 「いや、味わった結果これだ!」 おじさんは少し照れたように笑った。 「……この“甘い”ってやつか」 「そうです、“甘い”です!」 「悪くないな。いや、むしろ——」 少し考えてから、 「好きだな、これ」 その一言で、胸の奥がじんわり温かくなった。 「ありがとうございます!」 おじさんはクッキーをもう一袋受け取ると、帰り際に振り返って言った。 「また来る」 その言葉は、昨日よりずっと軽くて、ずっと楽しそうだった。その言葉が本当に嬉しかった。 それからというもの。 「おーい、“変なやつ”くれ」 「クッキーですってば!」 毎日のようにおじさんは顔を出すようになった。 最初は一つだったのが、二つ、三つと増えていく。 「今日はないのか?」 「まだ焼いてます!ちょっと待ってください!」 「じゃあ待つ」 腕を組んで本当に待つから、思わず笑ってしまう。 メイルもその様子を見て、くすくす笑っていた。 「完全に常連さんだね」 「ですね……!」 少しずつだけど、屋台の前に立ち止まる人も増えてきた。 「なに食べてるの?」 「それ、どんな味?」 するとおじさんが、ちょっと得意げに言う。 「“甘い”って味だ」 「甘い?」 「食えばわかる。変だけど、うまいぞ」 ——気づけば、 一人だった“お客さん”が、 少しずつ、“広げる人”になっていた。 私は焼き上がったクッキーを並べながら、小さくつぶやく。 「……いけるかも」 甘いって、ちゃんと届くかもしれない。 そんな予感が、少しだけ現実になり始めていた。 おしまい リクエストありがと!遅くなってごめん。 期待を下回らないか心配になりながらも頑張って書いたから許して、、(( 一応ハッピーエンドにしたから楽しい異世界グルメ系?なはず、、ちょっとがちで予想とちがくなってると思うからランダムでいい人以外は内容指定を詳しくすると予想と同じになるかも、、、!親切なフォロワーさんで任せてくれたから頑張りましたぁ