いつの間にか 俺 は、 天使としての仕事を始めてから 4年程経った らしい。 時の流れ とは 実に早いもの だな。 俺 は 神様に創造されてから19年ほどしか経っていない新人天使 だ。しかし 俺を慕う天使 は 数多く 、 その中の天使 には 俺よりも年上の天使も多かった 。 大天使の方々 が 言う には、 この年で飛行能力や弓の射撃精度、言葉の選び方の技術がどれも高い天使 は 中々いない らしい。 確かに 俺 は ベテラン天使達と肩を並べる程速く飛べる し、 語彙の力 は 本や歴史書でかなり備わっている自信がある 。それに、 弓を引けば 1km先の小石すらも射貫ける 。まあ、 その精度 は 俺の術力も相まったもの なんだがな。 その技術 を 大天使様に見込まれて 、 俺 は よく下界の獣達へ神様の御言葉を伝えに来ていた 。 他の天使から 聞いてはいた が、やはり 獣達 は 欲望によく駆られてしまう な。 これ も 堕天使(様をつけたい方もいるがつけたくない奴も多いのでつけないでおく)の仕業 なんだろうな。 よく 神様 は 「獣達は悪い奴ばかりではない」と仰る が、 優しい獣達 は この世界にどれぐらいいるのだろうか 。 優しく見える獣達 が 内の欲望を隠しているだけなのではないか 。 そう考えてしまうこと が 最近増えている気がする 。でも 俺 は そう信じていかなければならない 。 その全て が 嘘だったとしても ... 確か 下界では新年を迎えてしばらく経った頃 、 俺 は 急に意識を奪われた 。 それ以降の記憶 は ほとんど残っていない 。だが、 見知らぬ獣少女の声 で 目を覚ました時 、 俺 は 真っ暗な空間に閉じ込められていた 。
2日前(2026/5/17)に投稿予定だったのに忘れてどうすんねん