・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・━━・━ ついに念願の!小説です!!!!!(既視感) 前回:ない!!! 次回: https://scratch.mit.edu/projects/1308948233/ ・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・・━━・━━・━ ~制作秘話的なやつ~ プロフィールにも書いてあるとおり、 学パソで活動が厳しくなったので、 友達からパソコンを借りさせていただきました!! 活動頑張ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
-音楽 (ヒズミ零Remix) 「ループ ザ ルーム」-ルシノ様より ※語彙力がかっすかすなので 誤字や誤用があったら是非、教えてくださいな...(( 以下、本文成 【File#1 詮索】 廊下は今日も、いつものような匂いがした。 消毒液と鉄の匂い。嗅ぎ慣れた空気。 規則正しく並んだ白い蛍光灯が、 果てしなく思えるほど長い廊下を、均一に照らす。 そんな不気味な廊下に、声が響く。 「ねぇシエル...?」 ぽつりと声が落ちる。 隣を歩いていたテティスがこちらに顔を向けた。 静かな廊下に少し冷たい空気が流れる。 「今日、やけに静かじゃない...?」 「まるで誰もいないみたい...。」 「しずかなのはいつもだとおもうよ〜?」 淡々とした返事。けれども何かいつもとは違う。 張り詰めた空気の中、廊下の奥から金属音が鳴る。 『ガシャン!!』 重たい扉が閉じる音。 二人は足を止め、お互いの顔を見合わせた。 「.........戻る?」 そう言いかけたときだった。 シエルが扉付近の何かに指を差す。 近寄ってよく見ると、それは白いカードだった。 それは紛れもない、見慣れた識別プレート。 裏返し、番号を確認する。 「......これってさ。」 「なぁに?」 声が震える。 「扉の中に入っていった人のじゃない...?」 名前を知っている。 顔も、見たことがある。 なのに。 想像したくなかった。 その時、天井のスピーカーが僅かなノイズが吐いた。 『ーー対象、処分完了』 短い一文。だがそれだけで十分だった。 「しょぶん、ってなに...?」 返事はない。誰も説明なんてしてくれない。 生まれた場所がここである以上、 『普通』に疑問を抱くことはない。 ただ"そういうものなんだ"と理解するしかない。 誰かの普通は、誰かにとっての異常だ。 〝多分きっと、シエルはここで生まれたから、 異常を異常だと認識できないのだ〟 やがてゆっくりと口を開く。 言葉を慎重に選ぶように。 「.......ねぇシエル。」 「なぁに〜...?」 「ここってさ...。」 少しだけ間が空く。 言葉をつむぐように。 「本当に、〝普通〟なのかな。?」 その問いにすぐには答えられなかった。 テティスの直感は当たっていた。 決められた場所で、決められた時間を過ごす。 それが当たり前で、それ以外を知らない。 けれど今、胸の中に違和感が残り、ざわめく。 さっきの音。 このカード。 〝回収〟という言葉。 「......わかんない」 正直に答えるしかなかった。 「でも、なんか、へんかも...」 そう言われると、テティスは目を細め、 考えるように遠くを見つめる。 不気味な廊下の先。何も見えないこの奥を。 「調べてみる......?」 静かな提案。けれどそれは今までとは違う選択だった。 知らないままでいることもできた。 何も見なかったことにすることもできた。 でも。 足元にあるカードが、全てを物語り、 それを許さなかった。 「......うん。」 小さく頷く。 その瞬間、何かが少しだけ変わった気がした。 まだ形もない、ただの違和感。 けれどそれは、確かにここにある。 閉じた世界の中で。 【File#1 詮索 終】