「私は愛する者を守れなかった。だから....二度と、ああはさせない」 【名前】 チェーン・コネクター(Chain Connector) 【異名】 「鎖で繋ぐ者」 【分類】 関係干渉型存在 一人称「私」 二人称「お前、(名前呼び)」 三人称「あいつ、そいつ」 【性格】 冷静で無口、他者と距離を取る だが本質は極めて不器用で優しい 「放置する」ことができず、結果として強制的に繋いでしまう 優しさが“干渉”という形でしか出せない存在 【能力】 「鎖で繋ぐ者」 対象同士、または自身を含めて“鎖”で接続する能力 物理、精神の両面を共有、分散 痛み、感情、位置、記憶などを繋ぐ 複数対象を同時に接続可能 【制約】 “繋ぐ鎖”は最大10本 繋がない鎖は無制限に生成可能(拘束・攻撃用) 接続数が増えるほど情報と負荷が混線する 解除時に反動が発生 【信念】 「二度と失わない」 「繋がっていれば孤独にはならない」 【セリフ】 「……近づくな。鎖が勝手に繋ぐ」 「繋がれば終わりだ。戻れなくなる」 「……だから、嫌なら今離れろ」 「痛みは分けるためにある」 「一人で抱えるな。意味がない」 「……これは命令じゃない。ただの事実だ」 「リカは……そういうことをしなかった」 「繋がずに、全部渡そうとしてた」 「……馬鹿だろ、あいつ」 「でも、それでいいと思ってた」 「繋がなくても、届くって……」 「……俺は違う」 「繋がなきゃ、全部失う」 「――だから繋ぐ。嫌われても、拒まれても、それでも切れないようにする」
曲 告白 @mochimochi724 【過去】 チェーン・コネクターは元々、人外として“戦場の補助”に近い存在だった。 戦闘そのものよりも、「戦える者たちが崩れないように繋ぎ止める」役割を持っていた。 鎖は当初、単なる拘束・補助・連携のための道具だった。 誰かを守るために動かすものであり、感情を繋ぐものではなかった。 その中で出会ったのが、リカ・コネクターだった。 リカは戦場に立つ人間でありながら、戦うこと以上に“救うこと”を選ぶ存在だった。 負傷者がいれば最前線でも治療に入り、自分の消耗を気にせず他人を助け続けた。 チェーンは最初、その行動を理解していなかった。 なぜ守られる側ではなく、削れる側に立つのか。 なぜ繋がらなくても人を信じられるのか。 それでもリカは、チェーンを人外としてではなく、一人の存在として扱った。 「チェン」と呼び、距離を詰め、冗談のように隣に立った。 戦場でも、日常でも、リカは変わらなかった。 チェーンの鎖を恐れず、制御されることも拒まず、ただそこに“いる”ことを許した唯一の存在だった。 やがてチェーンは、「繋がなくても壊れない関係」が存在することを知る。 その時だけは、鎖は必要なかった。 だがある作戦中、状況は崩れる。 戦場の後方で負傷者の治療を行っていたリカは、完全に戦闘から切り離された場所にいた。 チェーンは前線の制御に回っており、彼女と“繋ぐこと”を選ばなかった。 「繋がなくても大丈夫だ」と、どこかで思っていた。 その一瞬の判断が、致命的な隙になる。 治療中のリカは抵抗できないまま、外部からの暗殺によって命を奪われた。 チェーンが到着した時、そこにあったのは“結果”だけだった。 繋がっていないがゆえに、何も共有できなかった死。 痛みも、危険も、気配すらも。 ただ、終わりだけがそこにあった。 その瞬間から、チェーンの鎖は意味を変える。 「繋がないこと」は守りではなく、切断だと理解する。 そして“繋ぐこと”だけが、唯一の後悔への抵抗手段になる。 最大10本という制限すら、選別ではなく“覚悟の数”へと変わった。 今のチェーン・コネクターは、 過去に唯一「繋がなくてもよかった存在」を失った結果として、 すべてを繋ぐことしかできなくなった存在である。