過去を過去って切り離せたら、 どんなに楽だろうか? ー僕の生まれた村は、かおかしな所だった。 生まれた子供を神の子として崇め、 神社に閉じ込める。 …これを聴いただけでも、 だいぶ変な村だと分かるだろう。 『神社で神の加護を受けて育った子は、 神技を獲る』 と言う。 『神の加護を受けずに育った、 血と汚れに染まった子は魔術を獲る』 と言う。 僕の村では魔術や魔法は穢れ、 神技は神の導きとされてきた。 だが、週に一回、神社から出られる時がある。 『神がお許しの時間』ー。 大人達はそう言った。 それに僕たち子供…15歳未満には、 よくわからない規則まである。 一、聖域(神社)にいる間は、 同じ子供にも素顔を見せてはならない。 ニ、必要以上の会話をしない。 三、友を作ってはならない。 誰かと仲良くしてはならない。 四、人を殺めてはいけない。 五、15になるまで、神技を得ても 使ってはならない。…… …まだまだあるが、 一旦ここまでにしておこう。 ……自分が思い出したくないのもあるが。 …そして、今回過去を語る上で 知っておいてほしいのが僕の家族関係だ。 父はもういない。穢れし者(アオー) だと、村長にばれて処刑されてしまった。 母は清き者(リョザ)。妹を出産後、 病死してしまった。 僕と妹は清き者と穢れし者のハーフ、 呪いをもつ者(ラゼ)。 僕は、家族の名前は覚えてない。 アオーとリョザ、ラゼを簡単に説明すれば、 アオーは聖域で育たなかった、 魔術や魔法扱うとされている者。要するによそ者。 リョザは聖域で育った、 神技を扱うとされている清き者。 まぁ神技もかっこいい言い方 してるだけで、本来は魔法のような物だ。 ラゼはさっきも言った通り上の二つの ハーフ。呪いの子とされ嫌われてきた者だ。 今回は説明みたいな感じになっちゃったけど… まぁ次回楽しみにしといて。
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