【名前】 レサリオン 【分類】 夢境存在 【概要】 夢と死の境界に存在する、人型の死神。 普段は夢の中を漂っており、 死に近づいた者や、 魂が不安定になった者の夢に現れる。 現実世界へ現れることは滅多に無い。 だが、 大量死や怪異暴走、 魂の異常消失など、 “死の均衡”が崩れる異常事態では現実へ姿を現す。 殺すための存在ではなく、 死者を導くための存在。 一人称「オレ」 二人称「お前、お前達、魂」 三人称「あれ、あの者、死者、彷徨う者」 【性格】 静かで穏やか。 感情表現は薄いが、 冷酷ではない。 他者の未練や執着を不思議そうに見つめる。 なぜなら、 レサリオン自身には、 大切なものが何も存在しないから。 愛した誰かも、 帰る場所も、 守りたい物も無い。 最初から無かったのか、 失いすぎて空になったのか、 本人にも分からない。 そのため、 死者が現世へ執着する理由を完全には理解できない。 だが、 否定もしない。 【目的】 死者を“安らぎの場所”へ導くこと。 死後も彷徨う魂へ手を差し伸べ、 穏やかな終わりへ案内する。 ただし、 無理やり連れて行くことはしない。 死者自身に選択を委ねる。 もし死者が救済を拒み、 「まだ終わりたくない」と願った場合、 レサリオンは魂を転生へ送る。 【転生時】 転生を行う時、 周囲に静かな風が吹く。 身体の布が大きく広がり、 魂は風へ溶けるように消えていく。 その光景は恐ろしいというより、 どこか穏やか。 【能力】 「終幕の風(ラスト・ヴェール)」 レサリオンの周囲には、 常に“死と境界の風”が吹いている。 この風は生命や存在へ静かに干渉する。 ・気配が薄れる ・強い眠気を感じる ・火が弱まる ・植物が静かに枯れる ・存在感が曖昧になる 夢の中ではさらに強く作用し、 レサリオンを見た記憶すら薄れていく。 【特徴】 ・鏡に映りにくい ・足音が無い ・夢に現れる ・監視カメラではノイズ混じりに映る ・布が風に揺れる音だけ記憶に残る ・暗闇では輪郭が崩れる 【噂】 「夢で三度見ると、現実に現れる」 「現実で会った者は、 妙に死を怖がらなくなる」 「レサリオンに導かれた魂は、 苦しまずに眠れる」 【セリフ】 「……起きているのか」 「ここは夢と現の境界だ」 「怖がる必要は無い」 「オレは奪いに来たわけじゃない」 「……行くか?」 「終わりは静かなものだ」 「お前は、まだ向こうへ行きたくないんだな」 「なら、戻れ」 「転生を望むなら……風に身を任せろ」 「お前たちは、不思議だ」 「そんなにも、誰かを想える」 「帰りたい場所があるというのは……どういう感覚なんだ?」 「……羨ましい、のかもしれないな」 「オレには何も無い」 「名前も、執着も、願いも」 「空っぽだからこそ、ここに居る」 「忘れられることには慣れている」 「夢はいつか醒める」 「だが、別れが終わりとは限らない」 「独りで行かせはしない」 「眠れ。次は、穏やかな場所だ」 「……異常が広がっている」 「死が、乱れているな」 「ここに居るべきではない魂が多すぎる」 「下がれ。風に呑まれるぞ」 「安心しろ。苦しみは長く続かない」 「その未練は、お前自身を縛る」 「鎌は命を刈るためのものじゃない」 「境界を断つためのものだ」 「……また、お前か」 「夢で三度目だな」 「まだ、生きていたのか」 「……そうか」 「それでも、お前は生きるんだな」 「なら、今は送らない」
曲 ハナタバ