本編の方を読んでください。 そこまで長くないので、最後まで読んでほしいです。 〜小説〜 【別の世界線】 注:作者は国語の成績が高くありません。 大事なことだから二回言います、作者は国語の成績が高くありません。 ========================= リリはこの日、ヒミツの野原に来ていた。 今年五歳になって、一人で外に出ていいと言われてから、ほぼ毎日のように外にいる。 リリ「〜♪そうだ!」 何かを思い立って、リリは突然立ち上がった。 森の奥に、探検に行こうと思ったのだ。 リリ「探検隊!しゅっぱーつ!」 ヒミツの野原出ると、そこは本当に森でしかない。木々が絡み合うように生えて、茂みは一切手入れされずに生えている。 ただリリは、それらをものともせず、どんどん深入りしていく。 足元のソレに、気づかなかった。 バチンッ―― リリ「うわぁ!」 熊罠 木の葉に隠れるように設置された、熊罠が、リリの右足をガッチリ挟んでる。 足首が、少し血で滲んでる。 リリ「どうしよ……」 ガサガサ―― 突如、付近の茂みが揺れて。 人が出てきた。 フードを深く被った、六歳くらいの少年が。 ??「誰だ?こんなとこに」 リリ「だぁれ?」 ??「質問を質問で返すな……」 そう言いながらも、少年は、熊罠を外してくれている。 コウ「俺はコウ」 リリ「リリはリリだよ!」 そんなあっという間の会話の間に、熊罠はとれていた、というより壊れていた。 基本罠は、すぐ逃げられないよう、固く作られているため、素手での破壊は難しいはずなのに。 リリ「すごっ……」 コウ「慣れてるからな、俺は」
使い方の続き ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ========================= 慣れる、という言葉にリリは疑問を持ちつつも、感謝を伝える。 ビュッ―― 急に突風が吹いた、一瞬だけ、でもその一瞬でも。 コウのフードが脱げた パサッ―― コウ「っ……」 フードの下にあったのは、立派な狼の耳 コウは逃げようとするが、リリはコウの腕を掴んだ。 リリ「そのお耳触ってもいい!?」 コウはギョッとしていた、理由は?言うまでもない。今までこの耳を見た人間は、捕まえようとするか、殺そうとしてきたから、良くても見た人間は逃げた。 コウ「わからないのか?俺は人狼だ、人狼は怖いやつだって言われてるんだぞ。さっき見ただろ、簡単に熊罠壊してんの、お前みたいなやつ、一瞬で殺せるぞ。」 リリがきょとんとして、言い放った。 子どもならでは、無垢な心 リリ「悪い人はそんな事言わないよ!」 コウ「……!」 ギュッ―― リリはコウの手を掴んだまま、ヒミツの野原に帰る。 コウ「ちょっ!急に何だよ」 リリ「リリとコウくんは友達!だから一緒に遊ぼう!」 そう言って、リリはコウをヒミツの野原に連れて行った。 リリはきっと、人狼は人類の敵、という考えが世の中に浸透してから、初めて人狼と友人という関係になっただろう。 そしてコウにとっては、 この瞬間、初めて友だちができた。 信頼できる人間が、家族以外に初めてできた瞬間だった。 ========================= 【出会いへ編】終わり 次編【再開編】 注:参照数高くないと書いても心折れるので、参照数が二桁いかなかったら、多分書きません。 読んでくれてありがとうございました