とある異空間の場で、小さな戦争が起きている。 ___________________ ”未来”がひび割れた声で言う。 「...次に月が満ちる時、私たち概念をも壊す天使が現れる。事態に備えるべきよ。」 くしゃくしゃの紙のようにしわまみれの老人が馬鹿にしたような態度でこう言った。 「ハッ、少し先の未来を見ることができるからって嘘は良くないな。いずれ君はオオカミ少女と呼ばれるだろう!ハハハ!」 馬鹿にするような冗談に”未来”が無い牙を剝きだして反論する。 「”予測”、貴方は私のことを信用できていないの?私が子供の姿だから?この身体が楽で使っているだけで私は貴方と同じくらい生きてる。未来予知ができるからと粋がるのはせいぜい100歳までよ。」 “未来”は続ける。 「...本当に大変なことが起きるの。真剣よ。」 “未来”が少しもどかしそうにする横で、星の毛皮を持つ美しい...『犬』…っぽいものが言う。 「言いにくそうだから僕、”過去”がみんなを代表して言わせてもらおう。君の言うことは信じられない。」 “過去”は続ける。 「僕ら概念が壊される?僕が見てきた今まで、そんなヤツはいなかった。数億年、いやどれくらいかな?とにかくそんなヤツはいなかったんだ。天使が悪魔を狩るくらいにはありえないよ!」 “倫理”は重い身体を持ち上げため息をつく。 「はあ...少し煽るような言い方に腹が立つが彼の言うことは正しいよ。そんなアクシデントは起きない。まず“予測”は君の言葉を否定してるじゃないか」 “未来”は困惑して言った。 「“予測”は私より先の未来を予測できるだけでそれに確実性はないでしょう?私は「白猫様」から直接受け取っているの。少し先の未来しか見れなくとも確実よ。」 ”未来”は少しうろたえた後、覚悟を決めた表情をして言った。 「いいわ。じゃあ誰か一人、私と一緒に未来を見に行きましょう。信じられないなら証明するべきよね。」 “予測”、“倫理”、“過去”が驚く。 「ちょっとまて、私は貴方が他の概念にも未来を見せることができるなんて聞いていない!どういうことだ?!」 “予測”は慌ただしくする。“倫理”もそれに便乗して慌てて言う、 「そうですよ、なぜこんなにも遅い時に言うんです?まさか...まさかそんなことができるなんて...」 “過去”が氷のような表情をして言う。 「みんな落ち着いて。“未来”、なら僕が行こう。君を煽ったのにこれから起きる出来事が本当だったら申し訳ないしね、対の存在である僕が行くのもいい気がするし...いいかな?」 他の二人は放心しながら頷く。 「よし、じゃあ行こうか、“未来”、これで冗談だったらただじゃおかないよ?」 “未来”が呆れた顔で言う、 「まだそんなこと言ってられるの?あなたの驚く顔が楽しみだわ。」 ”未来”はいたずらっぽく笑ってすぐ、真剣な表情に切り替える。 「さあ、ついてきて。覚悟しなさい。」 続きが気になるようなら書くかもしれない、超短編になると思う、300字もいかないんじゃないかな(