ー操作方法ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 《挿絵を進める》の表示が出たら挿絵を進めてください ※音量は初期設定で50になっています。 ※今回はBGMが流れるシーンが「あります」 右側をクリック / →キー / Dキー:挿絵を進める 左側をクリック / ←キー / Aキー:挿絵を戻す Sキー / ↓キー:音量調整 ー前書きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうも、キャズルです これは砂漠放浪記 壱話 『理想郷を探して』 の後編です。 前編をまだ読んでいない方は、前編から読むことをオススメします 前編→ https://scratch.mit.edu/projects/1326389135/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 砂漠放浪記 壱話 『理想郷を探して』 後編 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 《挿絵を進める》 おっちゃんは元学者だ。 そのせいか酒場にも資料や古書が多く置かれており、それを目当てに訪れる学生も少なくない。 「ちょっとまてよー..確かここ辺りに...」 「あった!」 竹本は一枚の資料を握りしめ、小走りで席へ戻ってくる。 そして勢いよくカウンターへ本を置いた。 「これを見てくれ」 《挿絵を進める》 最知は急に差し出された紙を見て、嫌な予感を覚える。 「これは...銃弾?」 竹本は自信満々に答える。 「そう、リコリスにあるとされる、「最強の銃弾」だ!」 最知は緊張がほぐれたように小さくため息をついた。 そして呆れたように笑う。 「慶戸って、ほんっとそういうの詳しいよね」 おっちゃんは資料をつまみ上げながらニヤつく。 「『最強の銃弾』...お前が好きそうなフレーズだな」 竹本はムカッとする。 「うるさい!話を戻すぞっ!」 「この銃弾はな、あのグラシヴォルさえ倒せるって言われてるんだ!」 「なんでも、『最強の素材、モリオン』で出来てるとか!」 「だから理想郷に行って、それを見つけさえすれば!」 竹本が席から立ち上がる。 「『最強の弾丸』と『最強の俺』だぜ?」 手を銃の形にして、おっちゃんと最知に向ける 《挿絵を進める》 「グラシヴォルなんてイチコロだっ!」 おっちゃんと最知は少し黙る。 静寂を切るように口を開いたのはおっちゃんだった。 「お前ってホントーに簡単な頭してるよな」 竹本はまたもやムッとする。 「は?」 おっちゃんは呆れたように肩をすくめた。 「おいおい、理想郷がどこかわかるのか?」 竹本は即答した。 「わからねぇ!探す!」 「行き先もわからず旅立つ気か!?」 「正気の沙汰じゃないぞ!?」 おっちゃんも釣られて声を張る。 「正気だ!それに...」 竹本は立ったままカウンターに手をつき、俯き、黙る。 「...お前らも知ってるだろ?」 《挿絵を進める》 「俺の親父達が3年前に、リコリスを目指して旅に出たこと」 「......そして、5ヶ月後くらいに連絡が途絶えた事も」 最知は俯く。 おっちゃんは舌打ちをして、嫌そうな顔をする。 「...ああ知ってるとも」 「あいつは俺の親友だったからな...」 竹本は顔を上げ言う。 「理想郷を目指せば、親の居場所が見つかるかもしれねぇ」 おっちゃんは心の中で驚く。 (お前..そんな事まで考えて...) 最知は小さくため息をつき、顔を上げた。 「はぁ..もう仕方ないなぁ」 「この町にいても、もうできることは少ないし、」 「旅に出るのも悪くないかもなー」 「それに」 竹本の方へ振り向き、少し微笑む 「止めてもどうせ一人で行くんでしょ?」 竹本も笑い、声を張り上げる。 「あぁ!」 「ははは..即答なんだ」 最知は苦笑いする。 「お前ら...」 おっちゃんは二人に圧倒されたように呟いた。 「ドゴォォォォォンッ!!!」 《挿絵を進める》 ――刹那、酒場の壁が吹き飛んだ。 瓦礫が店内へ激しく飛び散る。 竹本は驚き咄嗟に叫ぶ。 「なんだ!?」 そこにはバクがいた。 おっちゃんは青ざめる。 「おいおいマジかよ村の中だぞ!?」 「早く対処しろお前ら!」 「あぁ!」 竹本はホルスターのリボルバーに手を伸ばす、 ――だが。 手は、銃があるはずの場所を空振りした。 「...って!」 竹本の顔が固まる。 そうだ。 竹本は酒場に来る前に、宿に戻り、荷物と一緒にリボルバーをベットの上に放り投げていたのだ。 「しまった!銃を家に置いてきちまった!」 「はぁ!?最知お前は!?」 「ごめん弾入ってない..」 おっちゃんは更に青ざめる。 そこで、客の一人が声を上げる。 「おいおいハンターはそいつらだけじゃないぜ?」 客はいかにも『イケオジ』って感じのステンガンを持った男だった。 彼は突如現れたバクに対し、ステンガンを乱射した。 突如、バクの体が、ぶくりと膨らみ始めた。 明らかに、ヤバイ。 「伏せろ!」 イケオジの叫びに反応し、竹本達や、別の数人の客も伏せた。 「ドグォォォォォン!!!!」 次の瞬間。 バクの体が爆発した。 酒場を吹き飛ばしながら―――― それから数日後。 早朝。 竹本達は、村の門の前へ立っていた。 《挿絵を進める》 近くには馬車が止まっている。 馬車で旅立つ事に決めたらしい。 おっちゃんは竹本へ問いかける。 《挿絵を進める》 「本当に行っちまうのか?」 「あぁ。男に二言はねぇ」 竹本は笑いながら答えた。 その表情からは、どこか頼もしさを感じられる。 「行って後悔しないか?」 「なんだ、寂しいのか?」 竹本はニヤつきながら、おっちゃんをからかう。 「勝手に言ってろ」 おっちゃんは呆れたように顔を逸らした。 最知はそんな二人を見て、苦笑する。 「わかりやすいなぁ」 「うっせぇ!」 おっちゃんは怒る。 「...そういえば」 おっちゃんは何か思い出したかのように、胸ポケットに手を突っ込み、何かを取り出す。 「なんだこれ?」 「俺お手製の空砲の首飾りだ」 「ま、弾頭をちょいといじっただけだがな」 「材料は、お前が前仕留めたバクの核だ」 おっちゃんは竹本に首飾りを下投げで投げる。 竹本はそれを少し乱暴に素早くキャッチし、手の上に広げた 《挿絵を進める》 「帰ってきた時、それにヒビでも入ってたらげんこつだからな」 おっちゃんは手の関節を無らしながら言う。 「お、おう...」 「ありがとな」 首飾りをつける 「いいってことだ」 おっちゃんは少し微笑む。 「なになにどうしたの」 一足先に馬車に乗り込み、荷物を移動させていた最知が顔を出しながら言う。 「いや、なんでもねぇ」 「ちょっと覚悟を確かめてただけだ」 「あぁ、そう」 おっちゃんは竹本に問う。 「そういえば、最初はどこに行くんだ?」 「流石に理想郷に直行するとかは言わないよな?」 「最初はそうしようって意見してたんだが、最知が全力で止めてくるからよ」 おっちゃんは顔を出している最知にグッドサインを送った。 「で、やっぱ最初はクレマチスか?」 「まぁな」 「クレマチスは商業が盛んで情報集めにはうってつけだし」 「どうせそれ最知が言ってたんだろ?」 「そうだが?」 「やっぱな」 開き直った竹本をおっちゃんは少し笑う 最知は顔を出しながら笑っている。 「そろそろ行こっか」 「おう!」 竹本も馬車に乗り込んだ。 荷物は全て移し終えている。 旅の支度は終えた。 「じゃあな!おっちゃん!」 「感動の再会の前にくたばんなよ?」 「生意気言うな」 「言われなくても、わかってるっての」 《挿絵を進める》※BGMが流れます 馬車は走り出した。 少しづつ村から離れていく。 「じゃあなー!」 竹本はおっちゃんに叫ぶ。 既に村からはかなり離れているが、おっちゃんは聞こえたのか、手を振ってくれた。 馬車は順調に進んでいく。 外には見慣れない景色が広がっていた。 理想郷への道のりはまだ遠い。 だが二人は、これから味わうだろう新しい土地や、新しい経験に胸を膨らませていた。 竹本は笑顔で最知を見る 「これからどんな事があるんだろうな!なんかわくわくしてきたぞ!」 「楽しみだね!だけど目的はあくまで「理想郷」だからね?」 「わかってるって!」 ――それから数分の雑談の後 《挿絵を進める》 「しくしく...」 竹本が椅子に座りながら俯いている (馬車で酔っちゃったのかな) 「どうしたの?」 最知は少し心配そうに聞いた。 竹本は肩を震わせながら顔を上げる。 「泣いてると思わせて――」 《挿絵を進める》※効果音が流れます 「4×9=36(しくさんじゅうろく)wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 最知は考えた。 (この場合殴ったら僕が悪くなるのかな) そう考えた後、 (まぁ、いっか) そう結論づけ最知は拳を振りかざした―――― 砂漠放浪記 壱話「理想郷を探して」 END ー後書きーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうも、キャズルです 砂漠放浪記 壱話「理想郷を探して」どうでしたか? 僕は結構上手くいったかなって思ってます ちなみにこれは余談なんですけど、クレマチスの花言葉は「精神の美」「旅人の喜び」「策略」などがあるらしいです。 バグがあったら教えてください 感想のコメントや☆♡は励みになります あと知名度ないので仲が良い人とかに宣伝してくれたらなー...なんて() 竹本達の旅、これからどうなって行くのでしょうか また次回会いましょう 次回のURL→制作途中 ークレジットーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最知創大 おっちゃん 竹本慶戸 キャズル 楽曲名:ほのぼのケルト音楽 作者名:PeriTune® 公式サイト:https://peritune.com/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー