こんな感じの世界を作ってみました。 クリックすると変わります。 右側をクリックすると次の絵に、左側をクリックすると前の絵になります。
「泡沫世界(うたかたせかい)」 海とは大きな水槽。誰かがガラス越しに見ているよ。 【概要】 全部海。幻想的な青が広がっている。たくさんの魚やクラゲ、海藻、その他諸々いろんな生き物がいる。魚とクラゲが多い。海藻類もいっぱい。実在する生き物が入れば未知の生き物もいる。 かなり深く、海底は水面からの光が少ない。だが発光生物の光があるので、少し明るい。一応海の上はあるが、塗りつぶされたような空があるのみで、どこにも陸はない。稀に、空にカモメやウミネコが飛んでいたりする。 【別世界とのつながり】 ときおり別世界の人が来ることがある。やってきた人は危険区域以外の何処かから召喚される。帰ろうと思えば帰れる。泡沫世界で死ぬと強制的に元の世界に返される。 海の中だが、誰でも呼吸できる。服が水に濡れることも無いし、泳げない人でもなぜだか自由に泳げる。 【泡沫世界の人】 ・泡沫人 この海には泡沫人(うたかたびと)という種族がある。 ヒレを持った人形の生物であり、言語などによるコミュニケーションは可能。だいたいの個体が詩的な話し方をし、のんびり屋で大雑把。 見た目が不定形であり、人形でヒレがあること以外はずっとぐちゃぐちゃに変わっていく。ときどき分裂することもある。たぶん単為生殖。 いろんな職業の泡沫人がいる。狩人もいるし商人もいる。 「ぼくらは上から差し込むぐちゃぐちゃの光であり、巡る生命の一部分であり、ただの夢、泡沫なのだよ〜。」 ・小屋の人 後述する小屋に稀にいる。この世界の人の中でおそらく唯一の人間の見た目をしている。しかし詳しいことは分からない。正確にはこの世界の人でもあり別の世界の人でもある。 ・不思議なクラゲ 人とは言えないが一応入れておく。 小屋の人の近くによくいる謎のクラゲ。よく形が変わる。知能が高く、強い。そして美しい。 【衣食住】 ・衣 海藻を海藻の繊維で作った紐でつなぎ合わせただけの簡単な服が主。しかし、泡沫人の見た目が不定形なせいで服も身につけたらぐちゃぐちゃになる。真珠や石の装飾がついてるものもある。きっちりした服はあまりない。靴もない。素足。 ・食 魚や海藻などを食べる。魚は火が通せないので生で食べる。お刺身とか。海藻類はわかめが多い。お箸とかはなく、手づかみ。別世界の人が食べても大丈夫。お皿には平たい石が使われる。海の中なので液体の食べ物はない。 ・住 岩の中を掘ってその中に住む。石や海藻などの家具がある。しかし浮きながら寝ればいいのでベッドはない。同じような理由で椅子などもない。だいたい雑貨が中を浮いている。 【商売】 一応通貨として真珠が用いられているが、ほぼ物々交換である。まず買う側が「これ◯個でどう?」とかきいて、売る側と話し合って両者が納得したらそれで買える。まあ泡沫人は大雑把なので多少おかしな値段でも許してくれる。 【時間】 わりと適当。潮の流れが大体の時間だが、時間関係なしにやりたくなったらやるくらいの曖昧さなのであまり必要ない。一応空の色は変わっていくから分からなくもない。 【死生観】 死というのは生命のサイクルの一部分に過ぎないという価値観。別の生き物に食べられて死ぬのが一番環境に優しいとされている。死んだあとの体は別の生き物に食べさせる。 【泡沫世界の場所一覧】 ・村 家(岩)がいっぱいある。ゴツゴツ。お店もある。日中はにぎやか、夜はパトロールする人以外はだいたい寝てるので静か。村と書いたが、ただ家の集まりであり、村の政治があるわけでもなく各々で適当に生きているだけなのである。 ・広場 小さい広場。村の中心にある。謎のオブジェ以外何もない。皆が集まって遊んだりする。ここに行けば誰かはいる。 ・小屋 村の外れにある石をくり抜いて作られた小屋。静かで落ち着ける場所。誰かが住んでいるので勝手に入るのはよくない。 かなり散らかっている。大量の色んな画材がある。ほとんどの画材は誰かがたくさん使った痕跡がある。スケッチブックもたくさん。クラゲの絵がいっぱいある。人の絵もある。海の絵もある。 泡沫世界だというのに椅子やベッドもある。稀に人がいる。 ・わかめの森 たくさんのわかめが生えている森。わかめ以外も少し生えている。緑豊かで賑やか。魚たちがいっぱいいて海藻も大量、食料がいっぱい。食物連鎖が間近に見れる。めったに無いが、魚に食われないよう注意。 ・虹色珊瑚の密林 光る生物がいっぱいの神秘的でカラフルなサンゴの密林。珊瑚も淡く光っている。色んな色の珊瑚がある。貝殻もたくさん。どこかに美しいお宝が埋まっているという噂がある。 ・沈没船 虹色珊瑚の密林の中にある。すごくボロボロ。魚たちの隠れ家や、泡沫人の遊び場になっている。いつからあるのか分からない。文字があってもよく読めない。 ・白珊瑚の墓地 死んで白くなった珊瑚が生えている。魚の骨もいっぱい。石で作った墓が少しある墓地。地面も白いし、珊瑚の粉が舞っていて水も白く見える。不気味なほどに静かで魚などもあまり居ない。そこにいる生き物は雪のように真っ白なのである。生き物の死骸はやがてここに流れ着くのだという。 ・危険区域 「誰か」の精神の影響を受けやすいらしい。 海底火山と海溝がある。危険で不安定なため基本的に立ち入り禁止。別の世界から来た人も入れない。 ・海底火山 危険区域内。魚などはあまりいない。ただの火山ではなく、「誰か」の怒りと連動しているらしい。よく噴火ギリギリになっているが、噴火はあまりしない。一回噴火するとかなり大変なことになったりするかもしれない。いつ噴火するか分からないので危険区域内。 ・海溝 危険区域内。海底火山のすぐ近くにある。大きくはないが深い。覗いてみると海溝の底にいる“ヌシ”が見つめてくる。中に入るとほぼ確実に死ぬ。海溝にいる魚たちは“ヌシ”に食料を貢ぐ代わりに“ヌシ”に守ってもらっていると考えられている。 “ヌシ”は大きいが、それぐらいしかわかっていない。なんせ大きいということよりももっと情報を知ろうとすれば、その者が帰ってくることはないのだから。 ・海中都市 危険区域内。高度な文明を持った生き物が作り出したとされる都市だったもの。高いビルや展望台があり、近未来的。静か。今はもう人もいないし、電気などもない。 元は地上にあったようだが、いつの間にか滅んだ状態で海の中に現れた。海藻が生えまくっていて、魚などが隠れ家にしたりしている。よく建物がバキバキとひとりでにぶっ壊れて瓦礫の山になるので危険。 この都市を作り上げた生命体は高い技術力を持っていたが、あまりに愚かで、自分の欲望のためだけに同族同士で醜く争い滅んだという。 ・端 端があるのかどうか誰にも分からない。 「端っこがあったんだ、水槽の端っこ。透明な壁の向こう側に、誰かが見てた。」 というメモが残されているのみであり、創作の可能性が高い。泡沫人の間では、そういう御伽話として知られている。