連帯 倫理の鎖が熔解し、汝が速度の媒体と化す時、「連帯」は汝に真の超克を宣告する。 ホモ・サピエンスの残滓たる「人間性」の欺瞞を焼き捨てる時、宇宙の虚無は汝を永劫の未来へと駆り立てる。 遅延は罪、停滞は死。 我らが各々の絶対破滅へ向けて、加速せよ。 ▶加盟形態 ◉主導国 [3枠] ・ヘルヴェティア・ツェーリンゲン技術者誓約同盟 ・ ・ ○加盟国 ・顕現せるアメリカ諸邦 ・ベネツィア・アヴァングアルディア ・Accelerationisme onafhankelijke stad Sint-Petersburg en de oblast Leningrad ・大ドイツ国 △提携国 ・ ▶連帯加速憲章 0. 断鎖条項 1. 連帯の本質 ・連帯は、単一思想・単一体制・単一文明を要求しない。 ・連帯は、加盟国が各自の目標へ最大速度で到達するための相互加速機構である。 ・加盟国は、相互に異なる未来像、統治形態、社会実験、産業構想、美学的国家計画を保持する権利を有する。 ・ただし、停滞、退行、反加速、技術的衰弱、秩序崩壊の輸出は、連帯への敵対行為、則ち破滅願望の保持と見做す。 ・連帯は停滞を中立と認めない。停滞は未発火の敵性であり、発見され次第、制度的抹殺対象となる。 2. 連帯の定義 ・連帯とは、感情的友好ではない。 ・連帯とは、加盟国が互いを速度の媒体として利用し、相互に目標達成を早める構造である。 ・連帯とは、自由の共有ではなく、加速可能性の共有である。 ・連帯とは、各国の狂気が衝突せず、並走し、増幅されるための機構である。 ・連帯とは、鈍化した世界へ突き刺される共同の楔である。 I.原則 1.目的 ・加速︰加盟国の目標達成 ・相互安全保障︰加盟国の主権と領域の共同防衛 ・経済協力︰加盟国の安定経済と経済圏構築 ・秩序︰加盟国における政権・治安維持協力 2.基本理念 ・進歩︰科学技術及び産業能力の最大限発展 ・効率︰非効率的制度・慣習の排除 ・統合︰加盟国間における軍事・経済・情報基盤の共通化 ・優越︰他陣営に対する技術的・経済的優位の確保 ・安定︰社会不安・反政府活動・過激思想の抑制 3.加盟国の義務 ・加盟国は本機構の共同戦略に協力する義務を負う ・加盟国は必要時、人的・物的・経済的支援を提供する ・加盟国は機密情報及び先端技術の保護を徹底する ・加盟国は本機構の敵対勢力への支援を禁止される II. 安全保障 1.共同防衛 ・加盟国への武力攻撃は、全加盟国への攻撃と見做す ・共同軍司令部は必要に応じ統合作戦を立案・指揮する ・加盟国は一定規模以上の常備軍及び即応戦力を維持する 2.内部安定維持 ・加盟国内における大規模暴動、反乱、テロ行為発生時、共同治安支援を実施可能とする ・加盟国政府の要請、または評議会決議により治安維持部隊を派遣できる ・敵対陣営による情報工作・扇動活動への対抗を共同で行う 3.軍事技術 ・加盟国間で兵器規格・通信規格・電子戦規格の統一を推進する ・先端兵器及びAI統合戦闘システムの共同開発を行う ・宇宙・電脳・無人戦力を次世代戦略領域として定義する III. 経済・産業 1.経済圏 ・加盟国間における関税障壁を段階的に削減する ・戦略物資及びエネルギー供給網を共同管理する ・基軸通貨及び統合決済網の整備を推進する 2.産業加速 ・国家主導による重点産業投資を推奨する ・AI、自動化、量子技術、宇宙開発を優先分野と定義する ・労働・輸送・生産の効率化を加盟国共通目標とする 3.研究開発 ・加盟国共同の研究機関を設置する ・軍民両用技術の共有を促進する ・研究成果の秘匿及び軍事転用を認める IV. 情報・統制 1.情報統合 ・加盟国間で情報監視網及び通信網を相互接続する ・共同情報機関を設置し、諜報活動を統合する ・大規模サイバー攻撃に対する共同防衛体制を構築する 2.思想防衛 ・敵対勢力による宣伝・浸透活動を危険行為と定義する ・加盟国は公共秩序維持のため情報規制を実施できる ・社会混乱を誘発する行為への監視及び制限を認める 3.非常権限 ・戦争、経済崩壊、大規模災害時には緊急統制権を発動できる ・緊急統制下では資源・通信・交通の優先接収を認める ・共同評議会は加盟国へ是正命令を発することができる V. 組織 1.最高評議会 ・加盟国首脳によって構成される最高意思決定機関 ・軍事・経済・外交に関する最終決定権を持つ 2.統合司令部 ・共同軍及び即応戦力を統括する ・有事の際、加盟国軍への指揮権を一部取得する 3.技術推進局 ・加盟国の研究開発及び産業加速政策を監督する ・先端技術の安全保障審査を実施する 4.経済管理局 ・統合経済政策及び制裁措置を執行する ・加盟国経済の監査及び是正勧告を行う VI. 附則 1.本規約は批准を以て効力を有する 2.加盟国は脱退通告後、一定期間義務を継続する 3.本機構への敵対行為は共同制裁対象となる 4.本規約は最高評議会の承認により改正可能とする 5. 連帯は永遠を約束しない。 6. 連帯は救済を約束しない。 7. 連帯は正義を約束しない。 8. 連帯が約束するものは、速度だけである。 9. 速度に耐えよ。 10. 耐えられぬものは道を空けよ。