[天に居る相手に救いと有限の愛を求めてしまう。] -- 原曲:幸福刑 / Lonepi cover:知声 調声&イラスト:える full2作目。「声色の変化」に注目して欲しいです。2回ほど変化する箇所があるはず。 途中で音源一部切ってます、気をつけてー!! ↑×2 後半なので暇だと思います、 原曲をイメージした小説を暇潰しに書いたので読んでみてね -- 小説です!雑!ミニミニ! 私は愛と身体と、たくさんのものをとある方と共存してもらっている。その人がもし消えてしまったら。私は酸素を運ぶことも、思考することも、生を続けることすらきっと辞めてしまうだろう。 その人の指先は、冷たくて重たい。私とその人とは、お互いに見えない糸の端っこを引っ張りながら、どちらが先に窒息するかを競うように生きている。 もし糸が千切れてしまったら、私たちはただの他人、ただの人間として生きてしまうだろう。 それは、あんまりだから。 私たちはこの糸に縋ることがきっと本能では悪いことだとわかっていても、この糸を手繰ることを辞めずにいてしまう。何を目指す訳でも、人生に明確な目的など無くても。これを巷では愛と呼ぶのだろうが、私たち自身はよく分かっていない。なんとなく、祈っているように隣で生きている。 行く宛のない帰属意識を、その人に向けているだけ。その場凌ぎのためだってこと、わかっている。複雑な理由を探すことはやめた。 その手が離れたら、どうする? いつもなら、その問いには答えなかった。考えることを脳が自然に拒否しているから。 それでも今日は、答えれそうな感じがした。問いに自分なりの答えを出すことができそうな気がした。口を溢そうとした。 でも、開いた口を手で塞がれた。 "その人"が、私に呪文をかける。 「話さないで。考えなくても、もう良い。 君が、君のままである為に、私が考えてあげるから。」 単なる甘い偽善だ。 日常の意義は、とっくにひび割れている。 けれど私は、私たちは、幸福という名の刑罰を受けるしかないのだ。 「これは何のため?」 「なにが君のため?」 答えのない問いより綺麗なものはない。 その答えを急いで出そうとする人間は望まれないから。 「"その人"はどうして、私の為に死んだのだろう」 この答えも、私は先延ばしにして生きる。 死人の声が聞こえるのも、姿が見えるのも、私が"永遠に生き続けるしかない"ことも、きっと罰だから。 喜んで刑罰を執行され続ける。 静かに溺れる。 死んでいるのと大差ないことだと、微笑う。
ズレたら旗2回!!