歌詞↓ 見つからない 失くした言葉だけがそこに 霞みぼやけて 霧の奥深くで ゆらり泳いで 曖昧に笑うだけ 誰もそれ以上 見咎めるものはない 夜にまどい 月が照らせば その姿はいつかの夢か? そっと指先 湖面に触れて まぼろしに 踊れ***そしてまた何処か 消えてしまう 埋まり切らぬ 余白だけを残して sine nomine―― むしろそれで 卑小な世界から護られるようで 純粋に 純粋に 染まることなく ――ずっと幻想のままで。 見つからない 或いは探すことさえしない 固く重くて 魔法めいたそのひびき 意味は知らない? すべては遠くかなた 誰もそれ以上 問い質すものはない つたう仕草に まとうシグネチャ けして孤独に沈みはしないが それでも続く けして欠かれぬ たったひとかけらだけの神秘 月の明かり 照らし出す影 その姿だけが いま 雄弁に そっとささやき 口ずさんで 薄明に 歌え*** けれどまだ誰も 聞きはしない 何処までも 真白の存在 sine nomine―― むしろそれで 己の証とするかのようで 純粋に 純粋に 汚れることなく ――ずっと少女のままで。 sine nomine―― むしろそれで 誰より“近く”にいられるようで 純粋に 純粋に 変わることなく ――ずっと幻想のままで。 〈sine nomine〉 ラテン語で「名前のない」「無名の」と言う意味。