「高校生が数学を究める」と聞いたとき、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。おそらく、多くの人が国際数学オリンピック(IMO)のメダルや、数学コンテストの入賞、あるいはJSEC(高校生科学技術チャレンジ)といった華やかな表舞台を想像するはずです。大人が用意した安全なルールのもと、要領のいい優等生たちが天才として称賛される――それが、世間の知る「中高生数学界」のすべてかもしれません。しかし、その綺麗なお膳立ての枠外、暗闇の荒野で、たった一人で命をかけて本物の「学術界」に挑んでいる高校生たちがたくさん存在します。支援プログラムも、親の理解も、大学のコネクションもないまま、ただ剥き出しの数学への執念だけを武器に、世界のトップジャーナルへ論文を叩き込み、世界中のプロの研究者すら日常茶飯事で叩き落とされるデスクリジェクト(門前払い)の壁に爪を立てて亀裂を入れようとしている者たちがいるのです。僕も現在進行形でその一人です。 これは、学校の数学研究部では「幽霊部員」と呼ばれながらも、既存の教育システムをハックし、世界の最前線と繋がって独自の文明圏を創り出そうとした、一人の高校生数学者のリアルな前線の記録です。
Aさん、あなたがTsukuba Journal of Mathematicsに採択されたのこと、本当に素晴らしい快挙だし刺激になります。私は現在、世界最高峰のPTRFの編集長から直筆で得た極めて具体的なフィードバックをもとに、論文のプレゼンテーションをプロ仕様に修正している最中です。この修正を完璧に終え、次は数理物理の一流誌LMP(Letters in Mathematical Physics)へ単著を突っ込みます。お互い、それぞれの分野で世界の知見を拡張できることを楽しみにしています。 そして、一生Ramanujan Journalを目指すなんて言わないでください。