■事件名 「十六夜事件」 ■概要 十六夜の月が昇った夜。 ある町で、16人が同時に姿を消えた。 監視カメラには何も映っておらず、 ドアや窓も開いていなかった。 まるで最初から存在しなかったように。 ■唯一の生存者 事件現場で見つかったのは、 まだ幼かった神月だけ。 服は汚れていたが、ケガは一つもなかった。 警察は何度も事情を聞いた。 しかし神月は静かにこう答えた。 「あの人たちは、月の向こうへ行った。」 その意味を理解できる者はいなかった。 ■その後 事件は未解決のまま終わった。 神月も事件について二度と語らなくなった。 ■能力者の間の噂 今でも能力者たちはこう噂する。 「十六夜の月の日に神月を見かけたら、その夜は絶対に外へ出るな。」 「月明かりが急に白くなったら、神隠しが始まる。」 「神月は事件の被害者なのか、それとも……。」 ■神月本人 普段は穏やかで無表情。 事件のことを聞かれても、 少し目を伏せて言うだけ。 「……もう、思い出したくない。」 「でも、あの夜はまだ終わってない。」
名前:神月(シンヅキ)