~33年前の悲劇~ 「ドーハの悲劇」とは、1993年10月28日にカタールのドーハで行われたサッカーの1994年ワールドカップ・アメリカ大会アジア地区最終予選の日本対イラク戦です。 《試合の展開》 最終戦を迎えた時点で、日本はグループ2位につけており、イラクに勝てば自力でワールドカップ初出場が決定する状況でした。 前半に三浦知良のゴールで先制し、一度はリードを奪うものの、後半に同点に追いつかれます。その後、中山雅史のゴールで再び突き放し、2-1とリードして後半アディショナルタイム(ロスタイム)に突入しました。 しかし、試合終了まであとわずかというところでイラクにコーナーキックからのヘディングシュートを決められ、土壇場で2-2の同点に追いつかれました。 直後に主審が試合終了のホイッスルを鳴らし、日本は勝利目前で勝ち点3を逃す結果となりました。 《劇的な結末とその後》 この引き分けにより、日本は他会場の結果(韓国が北朝鮮に勝利したこと)によりグループ3位に転落し、ワールドカップ出場権を失いました。 当時の日本代表選手や多くのファンがピッチに倒れ込んで号泣する姿が大きな衝撃を与え、この結末がのちに「ドーハの悲劇」と呼ばれるようになりました。 《悔しさと四年後》 この悔しさは、数々の試練を経て4年後の1997年における「ジョホールバルの歓喜」(ワールドカップ初出場決定)へと受け継がれ、日本サッカー界にとって大きな転換点の一つとして語り継がれています。
日本代表選手 監督: ハンス・オフト GK: 松永成立 DF: 堀池巧、井原正巳、柱谷哲二(キャプテン)、勝矢寿延 MF: 森保一(現監督)、ラモス瑠偉、吉田光範 FW: 長谷川健太、中山雅史、三浦知良