作者 あめりか(名前決めたいっすね) 監修 同じくあめりか 全十句構成 第一句 陽炎 陽炎に 舞う蜻蛉の 儚さに 命燃やして 明日のなき身を 第二句 宵の宮 宵の宮 風立ちぬとも 分かりけれ 灯揺れて 秋の近きを 第三句 君思ふ夜 君思ふ 夏の夜にも 涙あり 風なき闇に 想い燃えつつ 第四句 五月雨 五月雨の 鳴る降る音に 春は来ぬ 青葉きらめく 明日の光に 第六句 雨蛙 あまがえる 道も知らぬと 一つ鳴く 水辺恋しや 雨を待ちつつ 第七句 梅雨 あの夏の 澄み切る青よ もう一度 君と駆け抜く 影二つ連れ 第八句 夏唄 炎天に 聞こえぬ君へ 送る唄 陽炎揺れて 声は届かじ 第九句 花火と祈り 同じ空 見上げて舞い散る 花びらに 君が微笑(えみ)きを 遠く祈らむ 第十句 愛せども 乙女の心は 知らぬまま 夜半の吐息は 月に消えゆく