「万智の鴉よ、今ぞ発て。」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー いつも通りturbowarp環境での閲覧推奨、ちょっとだけ動きます さっきのコラシに出した子たちです 最初は使いやすくて無難な子を...って思ってたんですけど、いつの間にか作風全開でもう何も気にせず作りたいもん作ってました 設定厨の本領発揮、悔いはありません(下におまけテキスト付属です~) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ──導入 どーもこんちゃっす、らむねです〜 今日はですね、結構難しいテーマについて語るんでバランス取るためにめっちゃゆるい文体で話します そもそも今回語るテーマは思いっきり専門外で詳しくないですからね、こういう風に記述しておけば一定のエクスキューズにもなるって寸法よ んで、ですね 結局何について話すのかっていうと、先ほどのコラボシートに提出したジキルちゃんの設定を一個一個紐解き、こちらが表現に意図したところの裏話的なやつをしたいなーって感じです(あと個人用の備忘録として書いたので、せっかくならおまけテキストみたいな感じで共有しちゃおうのノリ) 無粋の極みっすね ...というのもですね、めちゃくちゃ世界観が良すぎるコラボシートを見つけてしまい、ノリノリで設定書き下ろしてたらいつの間にかありえないくらい複雑になってしまったので必要かなと思いまして、はい ──注意事項 イメージとしては"nvel"に対して「くれーじーあばーちゅー!」を投稿したのと同じ感じです、あれも相当設定わかりにくかったですからね... というわけで、今回も前回と同様ジキルちゃんの設定を一読した上で「必要に応じて」これを読んで頂ければと マジで今から綴るのはありえないくらい長くて蛇足な補助的文章ですから、これを読まなくても自力で考察してなんとなく雰囲気掴めるならそれに越したことはないっす 一応中に入ってる設定本文だけでも十分洞察出来るようになってるはずですし んじゃちょっと準備したら本文いきます ──モチーフの概要(前提知識として最低限これくらいは確認しておかないと後々齟齬が生じそうなので一応確認 知ってる方は読み飛ばしても構いません) 「大鴉」 1845年にポー氏により著された詩であって、アメリカ文学の黎明期を飾る名作ですね 非合理に、主人公にとっては狂気的に振る舞う鴉が恋人との死別を経験した主人公の精神を狂わせていく物語です ギリシャ神話的な秩序や理性、光を象徴する白いアテナ像が印象的かなぁと思います 実際作中でこの鴉は"this ebony bird(黒檀のように黒い鳥)"と形容されてまして、アテナ像との対比が見れるはず 黒檀 主にインドやアフリカに植生を持つ、極めて乾燥したカシノキ科の熱帯性常緑高木です 腐りにくく虫食いの被害もほぼ受けないことから「強い意志」「頑固な信念」「永遠の繁栄」といった木言葉を持つらしい そのため、高温多湿で腐食活動が活発な熱帯ではかなり特別な植物でございまして、古来より工芸品等に重宝されたとか 特に中国では「千年不腐の聖樹」と信じられていて、またインドでは精神を安定させる香の原料としても用いられてるんですけど...ここでは「大鴉」におけるギレアデの乳香と対応つけてます ギレアデの乳香といえば、旧約聖書のエレミヤ書で「心身の傷を癒す神の救い」の比喩として用いられていたことは皆様きっとご存知でしょう ちなみに黒檀は非常に重く水に沈むという物理的特性が有名っすかね けれども極めて成長が遅い木という理由もあり、現在は乱伐の影響で数を減らしている模様 総じて「大鴉」における鴉がレインのモチーフで、一方「大鴉」の主人公と黒檀という銘木のふたつの存在がジキルのモチーフです ──テーマ文の意図・1 さてさて本文 みなさま突然ですが... なんか今回の設定文、開幕になんか意味深な文章書いてましたよね? そうです、以下の文章です 「Wir müssen wissen — wir werden wissen」 この文章、ぶっちゃけジキルちゃんの性格の9割がこれ 長々と設定書いたけど、だいたいこの一文で説明がついちゃうんすよね じゃあこの文ってどんな意味なんだよって言うと...長くなるんすけど... えっとですね、この文って実は、現代数学の父とも呼ばれるドイツの数学者ダフィット・ヒルベルト氏が1930年に行った講演「自然認識と論理」の一節からの引用だったんですよね 当時...っていうか、19世紀末ごろのドイツ語圏はイグノラビムス論争の真っ只中にあったわけです というのも、ベルリン大学の教授の生理学者エミール・デュ・ボア=レーモン氏が「ある種の科学上の問題について、人間はその答えを永遠に知りえないだろう」という意味で"Ignoramus et ignorabimus(我々は知らない。知ることはないだろう。)"と宣言し、人間の認識の限界を主張したという出来事があったんですね ちなみにこの文章の「知ることはないだろう。」の部分は「大鴉」の鴉の鳴き声"nevermore"と親和性があるように思います それに反論して行われたのが例の講演であり、その締めとして"Wir müssen wissen — wir werden wissen(我々は知らなければならない。我々は知るだろう。)"と宣言した...という経緯のはず、私の認識が正しければね ──テーマ文の意図・2 本当はこの続きとしてゲーデルの不完全性定理の話をしたかったんですけど、流石に文字数とんでもないことになるので惜しみながらも割愛、めちゃくちゃ短めに纏めます でもゲーデルの不完全性定理ってね、定理本体も歴史的にもめちゃくちゃかっこいいんですよこれが...当時の文化にも結構影響与えてそうですし、SF的な自己言及パラドックスとか超越次元論理とか尊厳破壊の風味があっておいしい マジで、厨二病患者には、絶対刺さる 私は刺さりました 一旦簡単に言うと、証明も反証も出来ない...つまり真偽を判定できない命題が存在するよっていうのと、どんな理論体系も自分自身そのものの理論の無矛盾性を証明することは出来ない(正しさの保証はある意味他者に頼らざるを得ない)よってやつです これ以上は難しい話になりすぎるから勘弁ね こんな定理が例の演説とほぼ同時期に発表されちゃったもんだから、当時の数学界は大混乱だったらしいです だって自分自身が必死に取り組んでる問題がもし「解決が不可能な問題」だったらたまったもんじゃないですからね んで、その騒動が後述する(私が思う)西洋思想らしさ的なものと衝突していくわけですね この定理の発見が、探究者たちの夢に一つの終焉を与えてしまったというかなんというか... と言っても、そりゃ人の夢なんてもんはそう簡単に終わるものでもありませんし、実際この定理は彼らに新たな武器を授けるものでもあったでしょうけどね 否定的な解決は後退を意味しないってこと ...さらに定理の内容に踏み込んだ話も書いたんですけど、数学オタクトークすぎて消しちゃいました てへぺろ(古い表現すぎる) ──テーマ文の意図・3 さてこっからは歴史の話じゃなくて私の考察の話です ...みなさま、こんな数学の話が一体なんの関係があるのかと思われたことかと思います でも私、個人的にはこれらの講演って西洋文化の文脈で見てもかなり象徴的な出来事だと思ってるんすよ(もちろん、私個人の洞察として) だってですよ、ヒルベルト氏の講演がエミール氏の発言に反論する意図で為されたものだとしたら...ものすごく恣意的に意訳すればあの一節は「人類はいずれ全ての科学的な問題を解決し、宇宙の真理に至るだろう」みたいに読めないことも...まあギリギリないですよね 私には、何億年後かにこの宇宙から未解決問題が完全に駆逐されているかどうかなんて分かりませんけどね 大統一理論なんていつ完成するのやら ともかく、この発言って人間の理性・知能をものすっごく信頼した上じゃないと出てこない発言である、とは思いませんか? 19世紀末に23個の解決すべき重要な難題のリストを公表したヒルベルト・プログラムだってきっとそうでしょう 彼はそのリストが人類の発展の道標となることを期待していたでしょうし、現にそのリストのうち18個は解決しているわけで 私はこういうところに西洋思想「らしさ」が出てると思ってて、この演説が本当に大好きなんですよね 勉強する時もすごく勇気がもらえる ソクラテスが唱えた無知の知だってそうです 確かに彼は自らの無知を自覚することの重要性を説いた、しかしそれはあくまでもさらに学ぶためのきっかけとするためであって、決して「我々はどうせ何も理解出来ないのだ」と学ぶことを諦めさせたかったわけではないはず ここにも、人類の知恵に対する際限ない期待が見て取れますよね ──テーマ文の意図・4 ...んで、どうしてこういう世界観になったのかというと、この話は神話の時代にまで遡ることになると思います たぶんね キリスト教の歴史とか全然私詳しくないんですけど、向こうの世界観では人類って神の偉大なる被造物であり、高い知性を持つ唯一の生命体(神の似姿として創造されたと考えられているため)であり、地上最後の支配者であったはずでして... そうすると、この宇宙に神が仕掛けた謎を解き明かす解明者という構図が生じるんですよね 私の考えすぎかもしれませんが...そういうことならば「我々は知らなければならない。」という講演が行われた時の空気感も見えてくるように思います こうした西洋文化における探究的姿勢というのは、ジキルちゃんの元ネタの一つでもある詩「大鴉」にも現れているのではないかと思ったり 非合理な行動を繰り返すミステリアスな鴉に遭遇した主人公は鴉との交流を試み、鴉の行動アルゴリズムを理解、すなわち自分の中に「理」を発見しようとするわけです そりゃ未知の存在って怖いですからね、実際主人公は鴉の言動を理解しきれずに狂気に陥ります(私は「大鴉」における鴉とは、単に愛する人を失った悲しみというだけでなく、得体の知れない心の闇や苦しみ・狂気といったものを暗示しているように思っています) で、実はジキルちゃんの性格、信念、行動原理は全くもってこの説明のまんまなんです よく学びより深い理解を得て、死が代表するような未知や恐怖を堂々と見据えて立ち向かう視座に到達する...それはまさしく「偉大なる人類」の尊厳を示す知的実践そのものであり、そうしてより良い生を目指している──たかだか16歳の若者の価値観とは思えませんけどね はっきり言って一般人からしたら異常者に見えると思う だから彼女は無愛想だけど悪人ではないよ〜ってのは一応書いておきたい 一応ね 自分が正義と信じることを突き通すタイプだから融通が効かない可能性は、あるけど ざっくり言っちゃうと、未知に直面して迷ったり恐れたりするのってこの大きな流れの中に生きる「人類」の一員として情けないから理性の力でそれを乗り越えていきたいね〜的な思想って感じ その舞台裏にこういう経緯・示唆がありますよってイメージです ...しかし、たった一文にこの3000文字くらいの意味を込めたの我ながらなかなかとんでもないことしてたなーって思ったり
Music: 弧 Composed by: 概念 様 (鬼クリア記念で選曲 難しかったです) 翼参考: https://youtube.com/shorts/Afg_g16JOe0?si=jW0mmCMWeiry0fuS (おまけテキスト、続きます) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ──名前について こっからはしばらく細々とした話題に触れていきます エボニア・ジキルという名前ですが、まず彼女のもう一つのモチーフである黒檀は英語でevonyだからちょっと発音を変えてエボニア そんでジキルについてですが、こちらは1886年出版のロバート・ルイス・スティーヴンソンによるイギリスの小説「ジキル博士とハイド氏」から持ってきてます この小説はある人物の人格の善と悪の二面性を描いており、少女と彼女に取り憑いた鴉による人間性と動物性との二項対立と対応づけているつもりです ──誕生日について 誕生日はですね〜、めちゃくちゃ迷いましたよほんとに まず「大鴉」の舞台が「わびしい12月の夜」だったので誕生月は12月に設定したんですけどこっからがなかなか大変 誕生花とか誕生石とか色々調べてたんですけどピンと来るものが無さすぎたんですわ...だから「大鴉」での鴉の鳴き声"Nevermore"から、今年という年に再び日が昇ることは二度とない、という虚しさを込めて大晦日に設定しました 個人的に設定薄くて納得行ってないけどこればっかりはしゃーないかなーって感じ ──身長について ジキルちゃんの身長は149cmと...年齢の割に相当小さくなってます これは黒檀の木の成長が遅いことが由来、そして相方の鴉との身長差を大きくすると映えるかなーって思ったからですべつにわたしはそういうしゅみじゃないですほんとうですゆるしてください ──出身地とか過去とかについて 一応彼女の出身地はインドってことになってます、だって黒檀の群生地ですからね でも彼女の思想はお察しの通り出身地ではめちゃくちゃ異端でした、だから引っ越した でも過去について、特にどうして発狂したかについてはあんまり詳しく考えてないんですよね〜 やっぱり人口ピラミッドが富士山型の多産多死の環境だから、人の死を沢山見送ってきて精神に負荷があったのかなとか そもそも高温多湿な環境で物が腐りやすく、現世の儚さや希望の無さなどを目の当たりにしちゃったとか 雨や川が多いから彼女が恐れる水に触れる機会も多かったからかなとか とりあえずはこれくらい? あとは...別にどっちが良いとか悪いとか比べるつもりもないですけど、東洋の価値観って上で語った西洋の価値観に比べて人間を愚かで矮小な存在だと規定しがちだと思うんですよね 人間は愚かとか言いますし、人間なんか自然の猛威の前では無力で弱い存在...みたいな言説ってみなさんも馴染みがあると思うんですよ どちらかというと愚かならば愚かなりにどう生きれば良いかを問うているのが個人的なイメージですね、東洋哲学は というわけで幼い頃の彼女にとっては、人間の弱さや儚さを認めるのは苦しいことだったかもしれない的なね まあなんやかんや色々嫌なことがあって、悩みつつ思索に耽っていると「何かしら到達してはいけない思考領域」に達してしまい自発的に発狂しちゃった...くらいのノリで考えてます アイデアロールでクリってSAN値直葬どっかーんです 一応今は各地の思想に触れ、多少視野を多角化することである程度精神状態は回復してます 割と狂気への耐性もついてきていると思うかな とはいえ私はこの辺深く考えてないです、取り敢えずなんとなくこんな感じのつもり 実際木材としての黒檀もなかなか曲者ってか、異端ではあるんですよ このような極東の流転する環境の中で数少ない「朽ちにくい」物体として存在する孤独感・異質感みたいなものを表現したかった ──能力について この能力のメタファーとしての本質は、相手から水を奪うことですね 彼女にとって水とは流動性...形が変わってしまうこと、すなわち柔らかさであり弱さです その流動性を奪うことにより対象をより硬く、より重くすることができるみたいなイメージ こうした論理により、水分を奪い硬化させた彼女の右手から繰り出されるパンチなどは相当強くなってます(頑張れば燃えるパンチとかも出来そうだけど、消火どうすんの問題はある) しかし皮肉なことに結局のところ水とは活力の源でもあり、しなやかさ・結合力の根源にもなるものです 故に「水」を奪われた生命体は衰弱し俊敏な動きを損ない、さらにはしなやかさや他者との心のつながりすら失い崩壊していくこともありうるでしょう 堅い物体ってのは確かに強いですが、一度なんらかのきっかけがあると途端に弱くなるものです 実際柔よく剛を制すとはよく言ったもので、このアイロニーは彼女の行き過ぎた硬化主義、迷いや恐怖を許さず自分の感情すらも理性で説明づけようとする立場の矛盾(彼女はまだまだ自身の哲学を深めていく途上にあるため)をほんのりと照らし出している...的な暗示が出来てたら...良いなぁ...なんて思うわけです この文章読まなくてもこれ察せたよって人いたら教えて欲しい、多分あなたは私と相性がいいです ──デザインについて はいこっから本番のデザインの意図紹介タイムです 前置きが長過ぎて杉田玄白でしたね、反省(どういうこと) えーまず...最初は服や頭に巻き付いてる茶色の変なやつが気になると思います こいつは干からびた枯れ木の荊ですね、一応黒檀の木ってことにしといてくれると助かります...本当はもっとちゃんと黒いんですけどね 真っ黒にしたらコントラストがつかなかったので茶色っぽく改変しました 特に、頭に巻きついてるやつは設定本文に記した「禁忌」に関連してたりします、例の知っただけで認知の負荷が大変なことになって正気が吹き飛ぶ不可知のやべーやつのことね そんで次、なんか右手が黒く変色してますよね これはですね、能力について説明した節で記述したように水分を奪われ干からびた状態である...すなわち木材としての黒檀に似た状態になっていることの表現ですね ここで着目したいのは黒という色の特性です、黒ってのは黒檀の色であると同時にこう...他の何にも染まらない色じゃないですか ですから、右手が黒く染まっている事もまたある意味では彼女の性格に対する言及だったりします 未知や恐怖、狂気に屈することなく自身のあり方を貫き通す強い色を纏う、みたいな 彼女が真っ黒のゴスロリ着てるのも同じ理由です、あとはこのちょっと頽廃的なテーマとの親和性も理由かも てか私こういう情報量ゴッテゴテのゴスロリ大好きなんですよね、普段の作風からお気づきの方もいるかもですが もしも私が女の子に産まれてたならこういうかわいい服着てみたかったな〜! ...ってのはどうでもいい話ですね はいお次はブーツと傘です このふたつはどちらも水を回避するために身につけてる感じ 厚底ブーツがあれば水たまりのある道も安心して歩けますし、傘に関しては言わずもがな ちなみにお察しの通り傘の軸の部分は木製ですけど...まあ武器としての強度については...問題ないでしょう...多分...。 他に話しておきたいのは髪のクリップくらいかな、これよく見ると羽根の形をしてます 大鴉要素 そんな感じで前髪クリップ使って顔の半分だけデコ出ししてるみたいな髪型っす 後ろ髪は肩くらいまであるセミロング ついでに補足するなら実は目はしれっとぐるぐる目です、過去に一回精神崩壊して廃人状態になってましたしその名残 モノクルはまあ...一応インテリキャラってことなんでノリで付けてみました ...とりあえずデザインについて話せるのはこれくらいですかね、少なめ 今回は設定の頑張りに極振りして作ったキャラってのもあるんですけど、デザインはちょっと粗が目立っちゃってるなぁという印象 精進あるのみ ──レインについて 一応相方のレインくんについても軽く触れときます まず名前の由来ですが、鴉を意味する英単語"raven(レイブン)"からブを取り除いてレイン...というのと、雨を意味する英単語"rain(レイン)"のダブルミーニングです これ思いついた時指震えましたよガチで 私天才じゃねって... 設定本文に「ただしここで、水とは豊かな感情の変化、他者への共感、心の潤いなどのメタファーでもあり...」みたいなこと書いたと思うんですけど、レインくんはこういう共感性とか感情をすごい重視するタイプの陽キャなんですよね だから水と深い関係にある雨、を選択したといったところ まあ慈鳥なんて言いますし、群れで行動する鳥ですし あと虹色の武器持ってるのもここ由来です、レインボーっていうダジャレ...と、彼(便宜上彼と表記)ってこういうキラキラ光るものとか好きですし もしくは彼女が黒という色に抱く思想へのアンサー、つまり彼女とは異なり「虹の全ての色を混ぜて辿り着く色であって、故に言葉では説明できない感情の豊かさを暗示する色」としての黒のあり方を体現している、という意図も ところでこの武器って普段は箒の形をした変形武器ですが、これは鴉が雑食性ゆえに町の掃除屋的な扱いを受けていることに起因してます また箒を使って飛ぶのも、非科学的で非理性的な「魔法」の象徴としての役割があったり ──結局二人はどういう関係なのさ このように彼の精神性はむしろ人間性とは対極にある非理性や衝動・直感に重きを置いたものであるため、ジキルにとってはその行動原理は理解しずらいもの、つまり解明すべき自然という立ち位置になります それはまるで「大鴉」の主人公がそうしたようにね 本当は原作準拠でもっと謎を帯びた暗い雰囲気にするつもりだったんですけどね、それだとなんかバランスが悪かったので大幅改変 すると結果的に、明らかに1人じゃ生きていけないレベルのアホの子が誕生しちゃったわけです そんなわけでこの2人、相性悪いしめちゃくちゃ凸凹コンビなんですけど 曲がりなりにも一緒に旅して世界回ってますんでなんだかんだ関係は悪くない...はず だと嬉しいねって感じ あとは、精神的安定を望み一箇所にとどまる植物と自由に飛び回る鳥の対比であったりまあ色々 また逆に...やっぱり鳥には止まり木が必要じゃないですか、モチーフが木の人とモチーフが鳥の人のペアですからね はい この関係性は「そういうこと」だと解釈してます、個人的には そんなの公式が勝手に言ってるだけですけどね 現場からは以上です、駄文失礼致しました