メモ 2枚ある 寝転がってはへにょへにょ でも、もしかしたらあやちゃんより先に目が冷めた白鷺千聖は朝から朝ごはんを作ってくれているかもしれない。見た目はあれでも。うん。だから目玉焼き焼いてるときに彩ちゃんがえっちしようって言ってきてちゅっちゅして流されてたら焦げたにおいしてくるなぁ…あっ!!ッなってほしい 付き合ってない飲み会の帰り。お酒の勢いでそのまま白鷺が家に丸山を入れて「彩ちゃん…お願い、今日だけでいいから…」とか言うかもしれない。 それならいつもより気は楽なんじゃない?。
もし同性の友達から「そういう目」を向けられていたならどうするだろう。 私は知らないフリをする、なにせ私達は友達で、女同士で、そのうえ同じグループのメンバーなのだから。 そんないつ、スキャンダルになるかわからない要素なんて持っていたって損にしかならない。 例えば週刊誌になんて撮られでもしたらファンからも記者からも、どんな言葉が飛び交うのかわからない。 あっさり「そうだと思った」で済めば良い。現実はそうはいかない、彼女が考えているほど、優しくはない。 最低良くても仕事は減るだろうし、影響もでる。 でも、彼女は今、どう考えているのだろうか。 多分きっと、彼女、丸山彩は私のことが好きなのだろう。 彼女が好きなのは本当の私なのか、アイドル・女優・先輩としての白鷺千聖なのか、どちらかはわからない。 でも、最近の彼女はそういう目をしている。 私と目が合うとき、照れたのか少し目をそらしたり、頬を赤らめたりする。 彼女からの視線が胸が燃えるかのように熱く、心を突き刺す。 私が気づいていないかのようにほうっておくと、こちらを見つめては髪をいじったりしている。 また、肩と肩が触れ合うとき、いや体が少し当たっただけで彼女は顔を真っ赤にする。 誰が見ても、あぁ丸山彩は白鷺千聖が好きなんだなと気づかないほうが難しい光景だった。 そんな姿に愛おしいと感じる。それと同時に痛みも伴う。 そう、私はこの気持ちをとっくの昔に埋めたのだ。 初めてその感情の芽生えた、あの最初の雨の日に。 雨が土に滲んでいくように私の心に溶け込んでいったあの感情は、もう土の下に埋もれて出てくることのない物となった。 今更それを掘り返そうなんてことは到底思わない。私達が芸能界にいる限りは。