「えー速報です。」 「本日未明、『純粋なる正義』の最高経営責任者のフエス氏が内乱罪および社会に大規模な混乱を招いたとして拘束されました。」 「現場には4大異変もおり、騒然となっています 繰り返します、フエス氏が―」 「~~~~~~~~~…~~~~…」 「次のニュースです、隣街全域が奇獣の被害が~…住民の方々は警戒を…」 ――何かと大変だったこの長期休みがとうとう終わる。 そして、何よりもトライ、クアド、ペンタ、キサゴ、ティックというすごく頼りになる友達が色々とできた。 頼りにはなるが、少々強くなりすぎた感覚がする。 いや、転生系の主人公みたいでよっこよくもあるのだが、自慢はできそうにない。 何の変哲もない…いや、異変狩りの中学生クロネコ そのバディである黒猫の化け猫、ティック そして相方の新生なる魚の器、ヘキサゴン そんな三人組で今日も異変に駆けつける。 しかし、先ほどのアナウンサーの言葉が、俺の脳裏に嫌な引っかかりを残していた。 「今度の異変は隣街のようだ」、…ん?隣街だと? 想定外の故郷の襲撃か、それとも新たなる存在が出来たか。どちらに転んでも全くと言っていいほど気分が没落してあまり行く気になろうとは思えない。 そして何より同級生、学校行事、進級先の不安が脳裏をよぎってめまいがしてくる。 最悪だ。 少し喉が響かない状況でまともに会話を試みる。 クロネコ「…ねぇ、ティック」 ティック「んだてめぇ、あれか?」 クロネコ「うん、そのことなんだけどさぁ 俺の学校もこの被害に遭ってるっぽくてよ。っていうかニュースだと隣街全体が被害に遭ってるっぽいからさ。」 … ティック「…は?」 クロネコ「うん。」 ティック「…そいつぁ、ほんならキサゴ案件じゃねぇか?」 クロネコ「実は俺もそう思ってて…自分の故郷が大丈夫なのかを調べたくて…!あ、あと同級生も」 キサゴ「おや?どうされて…」 ティック&クロネコ「君が、必要なんだ」 キサゴ「え」 ティック&クロネコ「必要なんだ。君が、」 キサゴ「…突然なんですか?」 (突き刺さる言の葉) クロネコ「…隣街がやばいことになったから協力して欲しい。ってことを…」 キサゴ「…分かりましたよ準マスターもどき」
一話ですね、小説が大ブームとなってたんですけどね