私は天野川サラ(あまのがわサラ)心の傘店をやってい る。 「シャラララ〜ン」 お客様だ。こんなときに? 「こんにちは!サラちゃん、遊びにきたよ!」「ユイ…」 ユイは私の…友達なのかな。妹みたいなもんだ。 「で、今日はなんのよう?ユイ。」「今日はお店に用 があったの。この子が心傘を欲しがってたんだ。」 「は、初めまして…ユキナと言います…」 ユキナという女の子か。 「なんの心傘がいいですか?」「私は…名前のように…心に雪が積もっているんです。だから…いつも心が冷たく凍っていたりするんです。」 なるほど…こう言うお客様はあまり見かけないな。 「それでしたらこのあったか傘はどうですか?自分の心の雪を溶かしてくれます。」「いいですね!いくらですか?」「10スーンです。」 シャラーン 「お買い上げありがとうございます。説明書は中に入っております」「ありがとうございます!」 あったか傘 魔法で心の冷たい雪を溶かしてくれます。 【使い方】 あったか傘を心に優しく押し当ててください。すると少しずつ心にあったか傘が入って、冷たい雪を溶かしてくれます。 お客様に気に入ってもらえるかな… 「シャラララ〜ン」 わ、2人目のお客様!? 「こんにちは?」「き、聞かれても困ります…」「あ、そっかぁ…あ、わたし…誰だろ。あ、そうだ。わたし、多分ですけど記憶がないんです」「それでしたらこの、『思い出傘』はどうですか?」 思い出傘は思い出をじわじわ思い出すことができる傘だ。どうだろ… 「じゃあそれでお願いします」「お代は5スーンです。」 シャラーン 「お買い上げありがとうございます。使い方は中に入っております。」「ありがとうございます!それでは!」 2話へ続く 好評でしたら続きを作ります!