秀という新たなライバルの出現で争奪戦が激しくなる中、クミコは放課後の教室にそらととえいりの2人を呼び出していた。 「2人に、どうしても話しておきたい大切なことがあるの……」 クミコの隣には、神妙な顔をした弟のハルが立っていた。ハルの手には、小さく折りたたまれた古い家族写真が握られている。 「……これ、俺たちのもう1人の兄弟、連(レン)の写真なんだ」 ハルが差し出した写真を見つめ、そらととえいりは顔を見合わせた。 「連……? クミコに、もう1人弟がいたのか?」 そらとが尋ねると、クミコは口を開いた。 「双子の、弟なの...。小5のあの激しい雨の日に、連は家を出ていったっきり、戻ってこなかった。でも……この前ハルが街で見かけて追跡した人、やっぱり連だったみたいなの」 続けて、ハルが調べた児童施設の話や、どこかの誰かに引き取られてからの足取りが真っ白で、今はどこで何をしているか分からないという不気味な真実が明かされた。 「あいつ、何か雰囲気がやばかったんだ……」 ハルの言葉の重みに、教室の空気は完全に凍りついた。 「……そっか。そんなことがあったんだな」 そらとは、クミコを安心させるように力強く頷いた。 「大丈夫だよクミコ。連って奴が何者だとしても、俺が絶対にクミコを守るから」 「おうよ! このえいり様を誰だと思ってるんだ!」 えいりもニカッと笑って胸を叩いた。 2人の真っ直ぐな言葉に、クミコの凍りついていた心は少しだけ救われるのだった。 だが、窓の外では夕日が完全に沈み、オレンジ色の空も暗くなっていた。 そんな日常のすぐ裏で、1人の運命の歯車が回り始めていることを、まだ誰も知らなかった――。 次回:魔の手
アニメーション→文章に変更しましたm(_ _)m 本文は「使い方」のところです! ー明かされる残酷な過去ー #6 過去 #6です!!!!! 連が見たい人は中を見て下さぁい! サムネ無いよごめんねm(_ _)m ーーーーー 〜作者スペース〜(毎度恒例作者スペース()) 早速ですが皆さん気づきました...?連とクミコの眼の色が実は一緒だったことを!ここクミコと連が双子という伏線ポイントなんですよねぇ〜!(伏線回収ができて嬉しいtk-ss33氏) あと#3のハルの追っていた人物が連という!そう!伏線回収のために結構前の方の段階から伏線いくつかはってたんですよ〜!! コメント待ってるよ\(^o^)/ ていう感じでスネ HP▽ https://scratch.mit.edu/projects/1259765288/ スタジオ▽ https://scratch.mit.edu/studios/51334347/ 前回⇨https://scratch.mit.edu/projects/1364768410/ 次回⇨まだない 文章参考:AI