皆さま、こんばんは朔です。 そういえば昔幽霊船についての戯作を書いてましたね。懐かしい。 え、読みたいんですか。 ・・・しょうがないですね。 簡単にまとめますよ。つまらないものですが。 これは、俺が大正にいたころに聞いた話なのですが。 彰太郎という村一番の人気者の子供がいました。その村は漁村で、漁の季節になると村が総出で漁に行きました。 ところがめったに風邪を引かない彰太郎、その年の漁の時に限って寝込んでしまうのです。 家の布団で漁に行けない事を悔しがっていた彰太郎。 しかし、そこに訃報が舞い込みます。 彰太郎が乗るはずだった船は、なんと台風で沈没してしまったと。当然、乗っていた人は誰も助かりませんでした。 月日は立ち、やがて彰太郎は大人になりました。 親も友人も知り合いも亡くした自分の故郷をしばらく離れていた彰太郎は、江戸にいたのですが、自分の故郷の周辺で幽霊騒ぎがあるとのこと。 本能的なものなのでしょうかね。 行ってみたくなったそうです。 そして、約十数年ぶりに故郷に帰ってきた彰太郎。 噂の幽霊船を見に行ったところ、やはり、というか自分が幼いころによく乗っていた船。あの日沈没した船。看板に立っているのは、あの日亡くした親、友人、知り合いだったそうです。 これは、海沿いにあるとある小さな漁村の物語。
画像:ちゃっとじーぴーてぃー 歌唱:俺