「ううっ」 なんだこれ。 カラオケにいったままでいいの? 明るくなりたくない? 些細なことでつまづくの? なんか…学校行きたい 明日から行こっかな あー。 あー。 あー? 気まずいよ グループにもうはいれないよ?あんたトロいし。 とっとと学校転校したフリしろ 天使と悪魔ってこんな感じ? こんな、ときは、本意、をたしか、めるんだ、よね。本意。 「学校に行きたい」 うううあああ。頭がいたい。 そのままうなされうなされ夜を締めくくった朝。 行かなきゃ、行かないと。 なんとなくそんな気がする。 気づけば制服。準備OK。 靴を履いてなぜか突っ走ってしまう。 青い沈黙が流れる。 潮風の気持ちよさ。 緊張してくぐる校門。入学式とかよりも緊張する。 廊下のことは、覚えてない。 「カラガラカラ」 「誰?」 「あんた違うクラスじゃね?」 「転校生さん?よろぴくね!」 「おい。なんか喋ろよ」 「こんにちは!花瀧ミナモって言います!」 これは沈黙から奇跡を起こした物語。