僕は、お化け。 もともと僕は、生きてたんだけど。 どうしてか、お化けになっちゃった。 僕の最後の思い出は、 お母さんとお父さんを探していたこと。 探しても、探しても、見つからない。 そこまでしか、覚えていないんだ。 そしてね。 僕には、未練があるんだ。 だから、お化けになったんだと思う。 ……僕の足は、ないんだ。 多分、昔はあったんだけれど。 どうしてなくなったのか、僕にも分からない。 多分、それを知るために、僕はお化けになったんだ。 どうして知りたいかって? だって、怖いじゃん。 足がないなんて。 魔法を使えば、浮くことはできるけど。 それってなんだか、人の理から外れてしまったみたいで。 人は、足のない僕を見ると怯える。 でもね。 一番怖いのは、僕なんだ。 僕自身が、僕のことを一番怖いと思ってる。 真っ白な布を使って、足がないのを隠してみたけど。 ……それはそれで、お化けみたいで。 いや。 僕は、お化けなんて可愛らしいものじゃなくて。 亡霊。 きっと、そういうものなんだろうけれど。
化けの花/なきそ様 なぜこの曲を選んだのかは不明。 幸の背景は道路です。深い意味はありません。ただ足を失ったのが道路だっただけの話。 クレ表記 刀の作り方 https://scratch.mit.edu/projects/1255078748