〇YTGM-1 Wock Redesign 【基本情報】 種別:第4世代試作OAフラグシップモデル 開発年:2115年 開発:オリゴ国兵器開発局1課 運用:独立平和維持艦隊オリジアス(現名称) 【固定兵装】 チェストフライヤー ・30㎜近接防御機関砲×2 ・アンカーランチャー ・指部マルチランチャー ・チャフ/フレア/ビーム撹乱幕展開装置 レッグフライヤー ・チャフ/フレア/ビーム撹乱幕展開装置 SSFC-955 Coresplendor 緊急脱出装置 ・12.7㎜機銃 ・チャフ/フレア/ビーム撹乱幕展開装置 【武装】 ・第1〜第4世代OAの兵装全般 ・コモリM2114A1 Admiral master 88㎜リボルバーマグナム(レッグフライヤーに懸架) ・Ashallot ビームサーベル×2 (レッグフライヤーに懸架) 【特殊装備】 兵装即時換装システム「シルエットシステム」
【機体解説】 YTGM-1は第4世代ウオック・フラッグシップモデルとしてオリゴ兵器開発局第1課によって開発された、第4世代ウオックの技術的到達点を目指した機体である。 本機は、かつて高い名声を誇りながらも、2100年代に入って以降、その存在感を徐々に失いつつあったウオックの伝説を後世へと継承することを目的として、開発計画が立ち上げられた機体である。当初は、次世代型のウオックタイプOAの技術的な方向性を模索するとともに、ウオックという機体体系そのものの再興を目指した、長期的な研究開発計画の一環として構想されていた。 しかし、オリジアスが本計画に着目したことで、その開発方針は大きく転換することとなる。 オリジアスは、単なる技術実証機や象徴的な記念機としてだけではなく、実際の軍事作戦に投入することを前提とした実用性の高い機体として、本機の採用を決定した。 さらに、オリジアス総司令であるメダカ・ベルギャルド特務准将(当時)の専用機として運用することを念頭に、既存の設計思想を維持しながらも、機体構成や各種システムの全面的なブラッシュアップが実施された。 その最大の特徴は、戦闘中における機体構成の柔軟な変更能力にある。 本機には、従来のVWSシステムの思想を拡張した独自の「シルエットシステム」が採用されている。これは、戦況や機体の損耗状況に応じて、装備や機体の構成部位を換装・補充し、戦闘能力を維持することを想定したシステムである。これにより、特定の戦闘形態に依存することなく、さまざまな状況に対応できる柔軟性を獲得している。 また、機体の中核部分にはコアスプレンダー緊急脱出装置が組み込まれており、機体本体が深刻な損傷を受けた場合にも、操縦者の生存を確保するための独立した脱出手段を備えている。 これらのシステムの統合により、本機は単純な機体性能だけでは測れない、極めて高い継戦性と生存性を備えた機体として完成した。 さらに、本機の開発過程で確立された設計思想や各種システムの一部は、後続の第5世代機のうち一部にも引き継がれている。すなわち、本機は第4世代の集大成であると同時に、さらに次世代ウオックを実現するための重要な技術的橋渡しを担った機体でもある。 本機は最初にオリジアスに納入されたモデルであるが、それをベースにさらに最適化された派生型もいくつか存在する。