僕の体を傾かせ、不慮の事故のように落下する。 ここは屋上。僕はそこから飛び降りた。 大勢のクラスメイトが僕を見つめる中で、だ。 もう良いんだ。僕はもう。 僕はずっといじめられてきた。 見て見ぬふりをしたお前らも同罪。 目の前で人が死にゆく恐怖を見つめるといいさ。 その時に、あいつらの声が耳元に届いた。 「みんな気にすんなよ!これマジックだから!」 ・・・は? 僕は絶賛落ちている。 たしかに僕はマジックが得意だ。 「ここから落ちたのもマジック!きっとそのうちドッキリ大成功とか言いながら戻ってくるさ!」 …んなわけ無いだろ…。 そんなことを思ったって勢いは止まらない。 ああ、地面にたどり着く。 その時、僕の左目の能力が発動した。 僕の左目には道化師が封印されている。 道化師は器が危険な目にあったとき封印から覚める。 そして、危険な目を脱出して器を乗っ取る。 ただの言い伝えだと思っていた。思っていた、のに。 自分の体が回る感覚があった。 地面を蹴り、跳躍する感覚も。 「It's magic♪」 軽やかで楽しげな僕のようで僕じゃない声。 歓声に近い悲鳴が、私のすぐ近くで聞こえた。
参加シートばっかやってたので久々の猫改造ですね。 クオリティが下がってるな。ふふ。