【プロローグ】 ビルの屋上。 少年が一人、屋上の端に座っている。 黄色いパーカーに、赤いスニーカー。 目には黄色い警告テープが巻かれている。 少年は足をぶらぶらと揺らしながら、空を眺めていた。 しばらくすると、少年は何かに気づいたように顔をこちらへ向ける。 そして、こちらに向かって手を振った。 コミ「こんにちわ!」 少年は楽しそうに手を振っている。 コミ「僕?僕はコミ!よろしくね!」 少年は笑う。 コミ「ねえ、君は何してるの?」 コミ「ここから見ると、いろんなものが小さく見えるんだよ。」 少年はそう言って、再び空を眺める。 しばらくして、少年がこちらを見る。 コミ「……ねえ。」 コミ「君、僕のこと見てる?」 ――ザーッ。 突然、画面にノイズが走る。 少年の姿が乱れる。 ――ザーッ。 ノイズが消える。 そこには、先ほどまでの少年とは違う姿があった。 目を覆っていた警告テープは消え、その下からいくつもの目が現れている。 少年は何も言わない。 ただ、こちらを向いている。 そして、ゆっくりと首を傾げる。 空には、いつの間にか赤い雲が広がっている。 ――ザーッ。 再びノイズが走る。 ノイズが消えると、少年はいつもの姿に戻っている。 屋上の端に座り、足をぶらぶらと揺らしている。 けれど、先ほどまでのようにこちらへ話しかけることはない。 少年はただ、空を眺めている。 ――ザーッ。 また、ノイズが走る。 今度は異常な姿が、先ほどよりも長く映る。 赤い雲の下で、いくつもの目がこちらを見つめている。 少年は何も言わない。 ただ、首を傾げている。 ――ザーッ。 ノイズが消える。 一瞬だけ、いつもの少年の姿が映る。 けれど、その時間はさらに短い。 そしてまた、ノイズ。 異常な姿が現れる。 その時間は、少しずつ長くなっていく。 反対に、少年のいつもの姿が映る時間は、少しずつ短くなっていく。 やがて―― 少年の姿は、ほとんど現れなくなった。 画面に残っているのは、 赤い雲の下で、いくつもの目をこちらへ向けながら、首を傾げる姿だけ。 しばらくして、その姿がゆっくりと立ち上がる。 そして、一歩。 こちらへ近づく。 ――画面が途切れる。 【名称】 No.5372 【名前】 コミ 【性別】 男 【一人称】「僕」 【二人称】「君」 【三人称】「あの人」「あの子」 【性格】 子供のように素直で無邪気。 人に対して比較的警戒心が薄く、気になったものには素直に興味を示す。普通の子供のように振る舞い、相手に自然に話しかけたり、挨拶をしたりする。 危険な実験体として扱われていた過去があるが、普段はその危険性を強く感じさせない。 ただし、その子供らしい姿や性格がコミ本来のものなのか、それとも「化けの皮」によるものなのかは分かっていない。 【能力】 「不明(アンノウン)」 コミが持つ未知の能力。 能力の全容は現在も不明。 不明(アンノウン)は条件発動型であり、コミ自身の意思で発動・停止することはできない。 条件が揃うことで発動し、その際には目に関する異常を含む様々な現象が発生する。 目を覆う黄色い警告テープには、不明(アンノウン)の一部を封じる役割がある。 ただし、完全に抑制できているわけではない。 異常時に何が起きているのか、コミの姿にどのような変化が起きているのかなど、不明(アンノウン)との具体的な関係は明らかになっていない。 【化けの皮】 コミの子供のような姿は、化けの皮に過ぎない。 そのため、コミの「本当の姿」を見ることは、化けの皮を暴くことに近い。 ただし、異常時に現れる姿が本当にコミの本来の姿なのかどうかも、明確にはされていない。 【警告テープ】 黄色い警告テープを、目を覆うように巻いている。 警告テープには、「不明(アンノウン)」の一部を封じる役割がある。 【セリフ】 「こんにちわ!」 「僕?僕はコミ!よろしくね!」 「ねえねえ、君は誰?」 「何してるの?」 「これ、面白いね!」 「僕もやっていい?」 「ねえ、あれ見て!」 「どうしたの?」 「大丈夫?」 「また来てくれたんだ!」 「じゃあ、一緒に遊ぼうよ!」 「僕、何か変かな?」 「これ、取っちゃダメなんだって。」 「僕の目って……見たい?」 「どうして僕の目、隠してるんだろうね?」 「僕のこと、ちゃんと見えてる?」 「僕、何もしてないよ?」 「知りたい?」 「……見ないほうがいいよ。」 「君は、見ちゃいけないものってあると思う?」 「僕のこと、最後まで見ててね。」 【現在】 実験施設から脱走済み。 現在はとある組織によって保護されている。 黄色い警告テープは包帯へと変わっている。 現在も「不明(アンノウン)」の一部を封じる必要があるため、包帯で目を覆っている。
曲 ×はんでぃ♡きゃっぱー× @kurobosiumihebi 使用色 赤・黄色・黒(及び灰色、白) 〈主催者様〉 @31_sansyokudango1_