プロセカ漫画企画⑦えっえむちゃん? 次回予告「ここは俺たちのステージだ!」 8話 ステージの王と、壊れかけの幕 前話 https://scratch.mit.edu/projects/1385251765/ 次話 まだない ※次話で重大発表あり。 prsk プロセカ プロジェクトセカイ 鳳えむ 星乃一歌 日野森志歩 天馬咲希 天馬司 桐谷遥 暁山瑞希 草薙寧々
夜。 街のネオンが静かに揺れていた。 その中で—— 鳳えむは、一人歩いていた。 「わんだほーい…」 小さく呟く。 でも。 その声は、どこか空虚だった。 --- (なんでだろう) (この前は、ちゃんと笑えたのに) 胸が、重い。 --- その裏で。 瑞希が立っている。 「やっぱり来た」 「壊れかけ」 --- えむの前に、ノイズが現れる。 「きえない……」 「わらえない……」 その声は、えむ自身に似ていた。 --- えむ「違うよ!」 「楽しいよ!」 しかし—— その言葉に、説得力がない。 ノイズが膨らむ。 --- その時。 一歌たちが駆けつける。 「えむちゃん!」 司も現れる。 「無茶するなと言っただろ!」 えむは振り向く。 笑う。 でも——壊れている。 「大丈夫だよ!」 --- 寧々が呟く。 「……危ない」 「自己否定が来てる」 --- ノイズが増殖する。 えむを中心に。 --- 戦闘開始。 しかし。 えむの影響で空間が歪む。 ノイズが強化される。 志歩「なんだこれ…!」 寧々「共鳴してる!」 --- 瑞希が笑う。 「これが本音」 「“笑えないのに笑ってた”」 --- えむの声が震える。 「違うよ」 「私は…」 --- 過去の記憶。 誰かを笑顔にできなかった日。 無理に笑った日。 --- 「私の笑顔って…意味あるの?」 --- その瞬間。 ノイズが暴走。 えむを包み込む。 司「やめろ!!」 届かない。 --- 一歌が歌う。 咲希が支える。 志歩が道を作る。 でも。 中心に届かない。 --- 瑞希「無理だよ」 「その子、自分で否定してるもん」 --- 沈黙。 寧々が一歩前に出る。 「えむ」 「無理して笑うなって言ったでしょ」 --- えむの中。 暗い空間。 えむが一人座っている。 「でも…笑わないとダメなんだよ」 「そうしないと、意味ない」 --- 寧々「違う」 「笑えない時もある」 「それでも、いい」 --- 司が叫ぶ。 「えむ!!!」 「俺は!」 少し止まる。 「お前が笑ってなくても、いいと思ってる」 --- 静寂。 えむの目に涙。 --- 「……それでも」 「笑いたい」 --- 小さな光。 再び灯る。 --- えむ「楽しいって思った時に」 「ちゃんと笑う!」 --- 光が広がる。 ノイズが崩れ始める。 --- 全員の力が重なる。 「届ける!!!」 浄化。 --- 静寂。 --- えむは座り込む。 「ちょっと…疲れた」 司が支える。 「当たり前だ」 --- えむが、ゆっくり笑う。 今度は。 自然に。 --- 瑞希が微笑む。 「いいね」 「でも、それも崩れるよ」 消える。 --- 帰り道。 えむ「今日はちょっとだけ、休む!」 一歌「うん」 志歩「無理すんな」 司「当然だ」 --- 夜の空。 笑顔は、魔法じゃない。 それでも—— 必要なものだった。 物語は、さらに深く進んでいく。