スマホやタブレットでの読書には、私は反対です。 確かに、何冊もの本を軽量な端末一つで持ち歩ける利便性や、読みたい時にすぐ購入できる効率の良さは魅力的です。しかし、読書の本質である「内容の深い理解と記憶の定着」において、デジタル読書は紙の本に決して及びません。 実は、日本の昭和大学が面白い実験を行っていて、その差が数値にもはっきり表れています。同じ小説を読んだ後の読解テストにおいて、紙の本で読んだグループの平均点が「8.9点」だったのに対し、スマホで読んだグループは「7.4点」と明確に低下したのです。画面の光やスクロールする動きが脳に余計な負担をかけて、集中力や深い思考を邪魔してしまうようです。 どれだけ効率的に多くの本を読めたとしても、肝心の内容が頭に残らなければ意味がありません。利便性という目先のメリットと引き換えに、物語に深く没入する楽しさや、じっくり知識を自分の血肉にする貴重な機会を失うのは本末転倒です。 だからこそ私は、手でページをめくり、五感を使って言葉をじっくりと味わいながら紙の本で読むことを大切にすべきだと考えます。
資料 https://gigazine.net/news/20220203-smartphone-reading/