自信あり
日本の副首都を大阪にするという構想に対し、私は絶対に賛成できない。多大なコストを支払って特定の都市を格上げしたところで、我が国の危機管理や地方の未来にとって本当に正しい選択と言えるのだろうか。私は強い疑問を抱いている。 最初に、首都機能のバックアップとして致命的と言わざるを得ない「災害リスクの分散不足」だ。巨大な広域震災や街の真下を走る大断層によるリスクが叫ばれる現地では、最悪の場合、東京と同時に機能マヒに陥る危険性を常に抱えている。これでは危険分散という本来の建前そのものが完全に破綻している。 次に、地方を元気にするという美名とは裏腹に、実態が伴っていない矛盾が挙げられる。あちこちに機能を移したところで、結局は一極集中の拠点をもう一つ増やす「二極集中」を招くだけだ。他地域の衰退を救うことには絶対に結びつかない。 加えて、お金の使い道の不透明さも酷い。インフラ整備に巨額の税金を注ぎ込む割に費用対効果の試算は甘く、国と自治体で責任を押し付け合って、かつての「二重行政」のような泥沼に陥る未来しか見えない。だからこそ、私は大阪の副首都化に強く反対する。