JR東海は10月16日、東海道・山陽新幹線の次期新幹線車両「S0系」を投入すると発表しました。 S0系は、2020年に営業運転を開始したN700S以来の、フルモデルチェンジとなる車両。自動運転システム(GOA2)を搭載するほか、安全性、快適性、環境性能がさらに向上するといいます。 車両の形式名は、現行のN700系シリーズを超える革新的な車両として、東海道・山陽新幹線の新たな基点を表す「0」に、「Shinkansen」や「Supreme」(最高の)を表す「S」を冠しています。東海道新幹線では、1999年デビューの700系以来、N700系、N700A、N700Sと700番台の形式名が続いてきましたが、今回別の数字へ移行することになります。 S0系では、運転士が運転室に乗務する「GOA2」の自動運転に対応。ミリ波列車無線から受信したダイヤ情報などをもとに、省エネ運転となるような計画速度を設定し、ボタン押下によって出発下後は、自動で走行します。走行中に急きょ徐行などが発生っした場合でも、最新の情報をもとに計画速度を自動で更新することで、列車の遅れを最小化する機能を有しています。 また、ミリ波列車無線による早期地震検知システムを導入することで、地震検知からブレーキ開始までの時間を10分の1程度に短縮。ブレーキ制御も改良し、地震発生時のブレーキ距離はN700Sより約5パーセント短縮します。 先頭形状は、N700Sのものをさらに進化させた「ツイン リーメクス形」を採用。車体側面から先頭部に至る滑らかな面のねじれを風切羽(リーメクス)の形態にたとえ、先頭と後尾のいずれにおいても風の流れを操る形状を表現したといいます。S0系では、新たな先頭形状の採用による空気抵抗低減のほか、自動運転や効率的な機器搭載とあわせ、編成全体の消費電力量をN700S比で約6パーセント削減できるといいます。 車体は、新幹線車両に使用されていたアルミ部材をリサイクルした「再生アルミ部材」の使用範囲を拡大。車両構体における使用割合を約20パーセントに高めます。また、将来の廃車時も考慮した設計として、車体素材のほぼすべてをリサイクル可能なアルミ部材に統一。水平リサイクルの推進により、環境負荷を低減します。 車内設備は、従来車両よりもアップデートが図られています。 グリーン車では、多機能アームレスト座席(8・9号車)、パーティション座席(10号車)の2タイプの座席を提供。多機能アームレスト座席では、座席間のアームレストに、スマホホルダーなどの新たな機能を持たせます。また、パーティション座席は、座席間に大型パーティションを設置。プライバシー感に配慮します。また、座席の足元は、N700S比で約140ミリ拡大。リクライニング可能角度を調整するほか、跳ね上げ式フットレストの採用により実現します。このほか、9号車デッキ部にはパウダーコーナーを新設。無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」は、従来の7・8号車に加え、9・10号車にも拡大します。この際、グリーン車では、窓ガラスには5G対応の透明ガラスアンテナを搭載し、安定した通信を実現します。 グリーン車に搭載しているフルアクティブダンパも、制震制御を改良。すれ違い時における車両の揺れの程度を約10パーセント低減します。 このほか、普通車・グリーン車とも、デッキ部の荷物置き場の増設、客室内荷棚スペースの拡大、女性専用トイレのスペース拡大やベビーベッド新設、男性専用トイレの改良を実施します。 なお、多機能アームレスト座席やパーティション座席といったグリーン車のサービス向上は、2027年12月以降に投入するN700Sの新製車両より、先行して実施するといいます。また、荷物置き場・荷棚スペース拡大、洗面・トイレ設備の充実を除く各項目は、既存のN700Sにも改造で盛り込みます。さらに、ブレーキ制御の改良や、多機能アームレスト座席、パーティション座席の搭載などは、N700A(廃車予定の編成を除く)にも改造搭載する計画です。 S0系は、2028年8月に「確認試験車」1本が落成する予定。量産車は2029年度に8本、2030年度・2031年度に各7本、2032年度上期に3本の投入が予定されています。営業運転開始は、2029年7月を予定しています。 全部コピペだよ(笑) ↑自分で要約するのめんどいから許して