「記念すべき第一回でご紹介するのは、この奇妙な鉄の箱だ」 伝統....?:正直飽きたデザイン まず、この見た目を見てくれ。デザイナーは定規を1本しか持っていなかったのだろうか?あるいは、1970年代の設計図をコピー機に置き忘れて、そのまま量産してしまったのかもしれない。 世の中の車が流線型やカーボンファイバーで未来へ向かう中、この車は完全に昭和で時を止めている。レトロと言えば聞こえはいいが、正直に言おう。このデザインにはもう、いい加減飽き飽きだ。 街で見かけるたびに、タイムスリップしたような既視感に襲われる。 狂気の沙汰:なぜここまでの高馬力が必要なのか? しかし、ボンネットを開けると、この車の本当の「狂気」が姿を現す。 信じられないことに、この豆腐のパックみたいな見た目の車には、気が遠くなるほどの高馬力エンジンが搭載されている。…いや、ちょっと待ってくれ。一体なぜだ? この車でどこへ行くつもりなんだ?スーパーへの買い物か?それとも筑波サーキットのストレートを音速で駆け抜けるためか?この見た目でこのパワーは、おばあちゃんの買い物カートにジェットエンジンを載せるようなものだ。完全に過剰、完全にナンセンス。だが、それがこの車の不気味なところでもある。 (一番下のグレードでも750ps) 物理法則の無視:なぜそこにW12が入るんだ!? さらに理解に苦しむのは、その心臓部だ。 なんと、このコンパクトなフロントの隙間に、巨大なW12(12気筒)エンジンが収まっている。どうやって詰め込んだんだ?ハリー・ポッターの魔法のテントか? 普通なら、こんな小さなエンジンルームに12気筒を入れようとしたら、フロントヘビーすぎてまともに曲がれないか、エンジンそのものがボンネットを突き破って飛び出してくるはずだ。整備士が靴べらを使って無理やり押し込んだとしか思えないこのパッケージングは、私の頭では到底理解できない。 時代遅れのこだわり:なぜマニュアル(MT)なのか? そして極めつけは、キャビンの中だ。パドルシフトや、電光石火のデュアルクラッチ(DCT)はどこへ行った? ここにあるのは、この手の車では考えれない「マニュアル・トランスミッション(MT)」のシフトレバーだ。 W12の圧倒的なパワーを、ドライバーは自分の手と左足だけで手なずけなければならない。クラッチを踏むたびにふくらはぎが引きちぎれそうになり、ギアを叩き込むたびに車全体が悲鳴を上げる。なぜパドルシフトにしなかった...と嘆きたい。 【総評】 星1.8 飽き飽きするほど四角いボディに、なぜか超高馬力のW12エンジンをぶち込み、それを前時代的なマニュアルで操らせる。 この車は、お世辞にもいい車とはハッキリと言えない。乗るたびに命の危険を感じ、デザインを見てはため息が出る。だが、少なくとも伸びしろはありそうなので この点数にした。私の案ではデザインを変え、エンジンをV8などにすれば改善すると私は思う。 それではまた次回。
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