二回目やりてぇな......
過去 僕のクラスにはどんな女だって、どんな男だって、優等生だって不良だって憧れるような存在が居た。「本当に君はいいな。」そうポツリと呟いた。帰り道、忘れ物に気づき、後戻りしようとすると――「戻らなくていいよ。」なんとその子が居た。(その子の事はAと呼ぼう。)Aは僕の忘れ物を持ってきてくれていた。「あっ......ありが...とう......?」これがきっかけに仲が強くなった。Aのお陰で成績も優秀になってきたし、皆から注目されるようになった。でも、何か納得いかなかった。どんどんAの劣等種になっていないかと。時折考える。 今日もAは皆に褒められた。 「自分事のように嬉しいや」違う。 「君が笑えりゃそれでいっか」違う違う。何が可笑しかった。それから我にとってAは相棒でなくなり、「大丈夫?」Aが手を伸ばした。だけど我は―― ぞの手を叩いた。 「......うるさい、煩い五月蝿いウルサイ。」Aは動揺した。「最近様子変だよ――」「黙れ...そうやって我のような劣等種を見下すんだろ。その手を離しておくれよ、もう関わらないで。」こんな暴言を吐いてしまった。頭が可笑しくなりかけた。 あれから一年中々謝れず、もやもやしていたが、ある日、過去の自分がいた。そうだ。 自 分 を 殺 し て 結 末 を 上 書 き す れ ば い い ん だ 自分を押し倒した。刃物を持った。刺した。刺した刺した刺した刺した刺した。辺りは血の匂いに包まれた。その次の日、Aが死んだらしい。その次の日、僕は謎の組織に連れてかれた。その次の日、収容されている事に気がついた。その次の日その次の日その次の日その次の日その次の日その次の日その次の日その次の日その次の日... 背中から、■■■が出た。