ガソリン(瓦斯倫、イギリス英語: petrol、アメリカ英語: gasoline)とは、石油製品の一種で、沸点が摂氏30度から220度の範囲にある石油製品(および中間製品)の総称。この名称は、「gas(ガス)」とアルコールやフェノール類の接尾辞である ol と不飽和炭化水素の接尾辞である ine に由来する。 ガソリンは代表的な液体燃料である。アメリカ合衆国では「ガス」と呼ばれることが多く、日本で自動車の燃料切れを意味するガス欠はこれに由来する。また常温で揮発性が高いため、日本の法令などでは揮発油(きはつゆ)と呼ばれる場合がある。
日本では消防法第2条第7項に定義される危険物に該当し、第4類危険物の第1石油類に分類されている。また、政令や火災予防に関する市町村の条例によって取り扱いには規制が設けられている。 ガソリンを運搬する場合は、消防法令に適合した容器(性能試験において基準に適合した金属製容器のガソリン携行缶)を使用する必要がある。車両への直接給油以外でガソリンを携行缶に入れて購入する場合は法改正により「使用目的の申告」と「身分証の提示」が求められ、携行缶へのガソリン給油は店員(危険物取扱資格を有する者)しかできない。乗用車等による運搬には容量にも規制がある[1]。 ガソリンの保管可能量も厳重に規制されている(40L以上のガソリンを保管する場合、少量危険物としてみなされるため、所轄消防署へ「消防法に基づく事前届け出」が必要)。