王の過去 スペースかタップで進みます。
序章 俺は...今は王と名乗っているんだったな。 昔は半分だけ黒かったんだ。 俺には親はいなかったから愛というものを知らなかった。 第一章 仲間外れ 中3になるとその異様な見た目から周りから避けられるようになった。わからない問題で教えてもらおうとすると焦って逃げていく。そのせいか部活や修学旅行などは行かなくなっていた。学校一の不良軍団も顔を見るだけで震えていた。「そんな怖くないのにな...」その考えで周りを信用しなくなってきた。そして時が過ぎていき...中学を卒業していた。 第二章 再会 中学を卒業したものの、高校に行きたいとは思わなかった。また逃げられると思っていたからだ。だから就職を選んだものの就職先が見つからず1ヶ月さまよっていた。 そしてある日、暇で昼に土手で寝ていたところ、山下理恵っていう元同級生と偶然再開した。 理恵「こんなところで何やってるの?」 王「寝てた。」 理恵「全く...」 理恵は俺に当たり前かのように話すことができる。 正直言ってすごかった。 理恵「高校は?」 王「通ってない。」 理恵「え〜?楽しいのに〜」 王「俺はそう思わないな...」 俺たちはこのまま夜になるまでここで話し合った。 そして、俺の人生を動かす出来事が起きる。 第三/一章 心配 そして話の最後に理恵がこんな話を持ち出してきた 理恵「実はさ、私の親友に研究所で働いてる人がいるんだけどさ、行ってみる?」 王「人がいるのか...?」 理恵「心配すること無いって〜w」 それで押される感じで研究所についた。 また逃げられる...と肩を落としながら理恵の案内する研究所まで歩いた。 第三/三章 しばらく歩いて着いてしまった。 理恵「ささ、着いたよ」 王「えぇ...まじかよ...」 理恵「えぇとか言わない!さぁ行くよ!」 王「お、おい!腕引っ張るな!」 ガチャ 理恵「どーもー☆」 王「お邪魔します...」 親友「おぉ、理恵ちゃんおかえり! それと...始めまして!」 王「始めまして...」 理恵「早速なんだけどりゅーちゃん、[王]の就職先がなくてここで働くことってできる?」 親友「モチのロンだよ!今ちょうど人手不足だったからね!」 理恵「だって!」 王「ならいいが...」 その時からその研究所で働くことになった。 第四/一章 事件 6年ぐらい経ったか... ある日、1年前から準備を初めていた実験が実行された。 それはアオガミと爬虫類のDNAを人工的に作られた青鬼に移すという内容だった。彼らはこの実験を「カルオ レオス実験」と名付けた。だがしかし、注入された青鬼が暴走してしまったんだ。そのせいで36名の研究員が死亡した。 第四/二章 暴走した影響で研究所が燃えてしまった。俺と親友は脱出できたものの、理恵と博士がまだ脱出できていなかった。 王「あれ、二人は...!?」 親友「そういえばまだ見てないような...」 王「...ッ!!」 嫌な予感がして俺はいつの間にか燃え盛る研究所の中へ入っていっていた。 親友が「おい!危険だぞ!待て!」などと言っていた気がしたが、そんな事気にしなかった。 第四/三章 暑苦しい空気の中無我夢中に探してやっと理恵を見つけた、だが気を失ってていて、体温もかすかだった。 王「死ぬな馬鹿野郎!ここでお前が死んだら俺何も返せてねぇじゃねぇか!」 残念ながら博士の姿は見当たらなく、確保できたのは理恵だけだった。あんな元気だった理恵がこんな静かになるなんて... 第四/四章 研究所を脱出すると同時に理恵が俺の腕の中で目を覚ました。だけど瀕死だった。 理恵「んぁ...あれ...私...」 王「目が覚めたか?!よかった...」 理恵「研究所は...?」 王「実験体のせいで燃え盛ったよ... とにかく、無事で良かった!」 理恵「ううん...私無事じゃないみたい...」 王「え...?」 理恵「力が出ないの...動けない...私もうすぐ死ぬかもしれない...」 王「は...嘘だろ...?...お、おい、今そんな冗談は言わなくていいだろ...?w」 理恵「いや...本当だよ...あとさ...伝えたいことがあるの...」 王「伝えたいこと...?」 理恵「うん...あのね... 私ね、理由はわかんないんだけど周りから避けられてて、正直友達なんてできないと思ってた。だけどね、[王]のおかげで高校が楽しめたんだ...友達もたくさんでた。だから...ありがとう。愛して...る...よ...」 そう言って理恵は、俺に抱えられたまま、死んでいった。 王「理恵...?理恵!?しっかりしろ!理恵!」 王「...ちくしょう...ちくしょう...!」 俺はその場で人生で初めて涙を流した。初めての涙はその時の理恵のように冷たかった... 王「どうして...どうしてだよ...どうしてなんだよ...」 その時俺は決意した。 もうこれ以上大切な人を失うわけにはいかないと。 その時、体が黒色に染まった。 第五章 あれから3年...ある日気分転換に散歩へ出かけていた所、偶然今は廃墟と化した研究所を見つけた。気づいたら中へ入っていた。そして歩いていると一つだけ見覚えのない部屋を見つけた。部屋にはたくさんのコードが繋がったカプセルと説明書のような紙が置いてあった。紙にはあの理恵が書いたような字で「私と博士だけで秘密裏で作った[生物復活機]がついに完成した!あとは実行ボタンを作るだけ...うん?地震かな...?とりあえずここまで!」と書いてあった。 俺は思った。 これを完成させれば理恵を復活できるかもしれないと。だが実行ボタンがまだ作られていないようだった。 そしてもう一つ気をつけなければいけないことがあった。それは幻の塔に実験体が潜んでる可能性があるかもしれないのだ。もしそいつにこの事がバレたらこの装置を破壊されてしまうからな。 第六章 そして今。紅蓮鬼の復活に成功し、理恵を復活しようとした時、研究所で地震が起き、とっさに驚いた俺は誤ってスイッチを手から離してマグマに落としてしまった。 王「あぁぁぁぁあ!!嘘だぁぁぁぁあ!?」 そう。汗水垂らした努力の結晶が水の泡になったのだ。 王「振り出し...?!」 正直この時絶望した。 まぁ、機会自体が壊れるよりはマシなんだけどな。 第七章 だが、ここで思わぬ自体が起きる。 [BOSS]「申し上げます!侵入者が出現しました!」 王「何!?」 そう、``棒人間``の乱入だ。しかも次々と階を登っていっているらしい。 王「このままでは、あの機械に何されるかわからないな...」 そこで10.25.50.55.65.75.80.85階に俺の部下を配置させた。 今はもう時間の問題だが、俺は必ず装置を完成させ、理恵を復活させ、実験体を封印して見せる! FIN ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー