ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー クレジット ◆音源 @enjoy_music_jp ◆曲名 ハイドレンジア ◆アニメ https://scratch.mit.edu/projects/849869639/ ◆提供者 @chi_san_ ◆7話 https://scratch.mit.edu/projects/854524864/ ◆PV https://scratch.mit.edu/projects/856748132/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 前回のが文字数オーバーで書ききれなかったのでこっちで7話から書き直します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第七話 「...お前は...誰だ」 僕がそいつに放った一言はその言葉だった。 俺が誰かだって?そんなもんこの状況から考えたらだいたい見当はつくはずただろ? 僕は頭を働かせそいつが誰なのかを必死に模索した。そうすると唯一そいつの正体に当てはまりそうなものが考えついた。 「もしかして...お前が兎野を殺したのか...?」 するとそいつは、口を開きこう言った。 「フッ...そんなもん最初からわかってろよ」 そいつは僕を挑発しているのか呆れているのかわからないような発言をしてきた。 僕はそいつの舐め腐ったような態度と兎野を殺したということにイラッときたのでこう言った。 「...ふ...ふざけるなよ!なんでお前のような何の関わりもないやつが兎野を殺す必要があったんだよ!!!」 「それはお前が知らないだけで、もしかしたら兎野にはお前にも言えないような黒い過去があったんじゃないか?」 「ちがう...!そんなはずが...兎野にそんなことがあるわけないんだ!」 「じゃあ言ってやろう...俺の正体をな。」 そしてそいつは自分の正体を明かした。 「俺の正体は『お前らに殺された村長の息子』だ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第八話 「俺の正体は『お前らに殺された村長の息子』だ!」 そいつは誰もが想像のつかなかった正体を明かした。 「まさか...お前が兎野を殺したのはその復讐だった...ってことなのか...?」 「ああそうだ、俺はお前らが憎い。だからお前の大事な大事な彼女の兎野を殺してやったんだ。」 そして僕は怒りで震えながらも、なんとかその質問をそいつに投げかけた。 「じゃあ...なんで俺じゃなくて兎野を殺したんだよ...村長のことを刺したのは俺なんだぞ!」 「そんなことはわかってるさ...だからお前の大切な彼女を殺してやった後にお前も一緒に地獄送りにしてやろうと思っただけだ。」 「...ふざけるなよ!なんであいつは悪くないのにあいつが死ななくちゃいけないんだよ!」 僕は怒りで顔を赤くしながらそいつに怒鳴った。そしてついに僕の中の怒りの糸が切れてしまった。 僕は護身用として持っていたナイフを構えそいつに向かって攻撃を仕掛けた。 だがそいつは驚いた様子もなく淡々と僕のナイフを避けた。 「フッ...所詮感情に流されただけの素人か...」 そいつは煽るように僕に言った。 「...許さない。絶対にあのゴミ野郎だけは殺してやる。」 僕はその一心でそいつに攻撃を仕掛けた。だがそいつは今までとは別の行動を取った。 ...なんとそいつはポケットに忍ばせていた拳銃で僕のことを狙っていたのだ。 僕はいち早くそれに気づき攻撃を中断した。するとそいつは突然銃の引き金に手をおいた。 「もう遊びは終わりだ。お前はこれで死ね。」 そう言ってそいつは銃の引き金を引いた。 少し煙臭いような、そんな匂いがした。 だが僕はその銃から発射された弾を間一髪のところで避けた。 昔ある動画で銃は◯◯をすると避けれるという豆知識を見たことがあり、それが走馬灯のように脳内に流れてきたのだ。 もちろん相手は僕は拳銃の弾を避けるとは思っておらず、少し気が動転していた。 僕はそのスキを見逃さなかった。 そして僕はその一瞬のスキでその男に向かって持っていたナイフを投げつけた。 僕が投げたナイフは見事にその男の腹に突き刺さった。 男は口から血を吐いた後、その場に倒れ込んだ。だが死んでいるわけではなさそうだ。 僕はトドメを刺そうとは思っていなかった。それよりも兎野の姿をもう一度見たかったのだ。 そして僕は兎野のそばに駆け寄った。兎野は頭を何かで殴られていて顔は血にまみれていた。 だがその死体は確かに兎野だった。 僕は少し感傷に浸って泣きそうになった。 ...だが僕はとんでもない馬鹿だったんだ。 男はその執念で栗野のナイフを引き抜きそのナイフを栗野の背中に突きつけたのだ。 僕は激しい痛みを覚えた。痛みで泣きそうになった。だがこれは自分の罪が自分に戻ってきただけなのかもしれない。 僕はそのままそいつにナイフで突き刺され続けた。 息ができなくなっていく気がした。呼吸をするのが辛かった。意識が飛びそうになった。 そして僕の意識はほとんど途切れかけたとき、そいつは僕を刺すのをやめた。 すると突然僕のすぐ近くで銃声がした。 その直後にそいつが倒れたのが見えた。 僕はその光景を見た後、急に意識が飛びそうになった。だが意識が消える前に見た最後の光景は「銃を持ったまま倒れている兎野の姿」だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー