私はスチアの群れに囲まれてしまって、どうしようもない状況にあった。一体どうすればいいのだろう。 その時。 ドバーンッ!! 爆発音のようなものが響いた。もしかしてと思い、周りを見ると...。 やっぱりだ。 フレムが数十体のスチアに囲まれながらも炎系の魔術で戦っている。 私も頑張らないと。 私は素早く1体のスチアに攻撃を仕掛けた。 キー!? どうやらスチアの不意をついたようで仲間のスチアたちも驚いた様子だった。私は少しスチアの群れから距離ととって体勢を整えた。 「大丈夫か?」 フレムからそう言われた。 「こっちにいたスチアは全部倒したから手伝うよ!」 もう全部倒した!?あそこには何十体もスチアが居たのに?確かに周りには私が相手をしていたスチアの群れ以外は見当たらない。強すぎでしょ..。だとしても、手伝ってくれるのはありがたい。 「ありがとうございます。一緒に倒しましょう。」 結果、1分弱でスチアの群れは倒れた。二人の魔術師と戦ったのもあるし、フレムがかなり強かった。あの重そうな剣から繰り出される炎系の魔術の攻撃はものすごい威力だ。 「何とか、倒せたな。」フレムからそう言われたが、"何とか"ってレベルじゃない。正しくは秒で倒せただ。フレムの力に驚きながら私はこう言った。 「はい。こんなにもスチアがいるとは想定外でしたね。では一度家に帰りましょうか。」 その言葉通り、私たちは家に帰った。 家に帰ると、私も強くならなきゃなと思いがこみ上げてきた。フレムがあんなに強いのに自分だけ弱いなんてことはあってはならない。他の強い魔物や最終的にはダークを倒すときの足手まといにならないように私も絶対に強くならなければ...! 私は強くそう心に誓った。
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