注意 ・グロあり ・二次創作 それでもいいって方は、ゆっくりしていってね(は?) ほんぺ⬇ 灼熱の日が沈んだ夜。遠野志貴は帰路を辿っていた。 「門限結構超えちゃったけど、秋葉のやつになんて言い訳すればいいんだ」 時刻は0時、ここまでの一連を説明すると帰路を辿っていたときに白猫と黒猫がじゃれ合っていたからそれを温かい目で見ていたら急に眠気が差してきたんだ。それで近くの公園のベンチに座って耐えていたんだけど耐えきれなかったみたいだ。そして気がついたときには深夜まで登っていたって感じだ。 ・・・多分屋敷に帰ったら秋葉の説教タイムだな。そう考えながら彼は遠野邸へ向かう ______________________________________________ 遠野邸の玄関前。時刻は0時15分。 「よし...。覚悟はできた」 玄関に手を掛ける。説教される覚悟はできた...。 「ただい.....」 扉を開いた先の光景に絶句する。何故なら、屋敷が異様に変わっている。酷い悪臭だ。部屋中に血の匂いが漂う。流石の志貴も屋敷の変わりようには驚く。正面玄関だけでもの所々に血痕が付着しているからだ。中にはまだ乾いていないものもある。 「うそ...だろ...?どうして...。」 ちょっと待て...。彼女達はどこへ言ったんだ?肝心の秋葉と使用人二人は?、まさか! 「秋葉、翡翠、琥珀さん!」 自分の妹と屋敷に仕える使用人の名を叫ぶ。その声は屋敷中に響き渡る。しかし反応はない。 「クソッ!迂闊だった!」 あの時自分が寝なければこんなことにはならなかったのかもしれないのに。睡魔に負けてしまったことを後悔する志貴。だが現実とは非情だ。どれだけ後悔しても、どれだけ神に祈っても一度過ぎた時間は巻き戻せない。 「...いいやまだだ。秋葉たちが死んだわけじゃない。」 そうだ。屋敷はこんなになっているけど秋葉たちの死体があったわけじゃない。微かな希望。 「・・・クソ、どこだ!翡翠、琥珀さん、秋葉」 「お兄様...いるの?」 弱々しい声が二階からする。聞き覚えのある声だ。彼の眼に輝きが戻ってくる。 「秋葉!?どこだ!!」 慌てて二階へ登る。電気が通っていないため、よく見えないが紅い月の光で多少見える。黒い長髪、秋葉だ。しかし秋葉の服は所々破けており、血まみれだった。襲撃者と戦った代償だろう。 「秋葉、琥珀さんと翡翠は!?」 「琥珀はわかりません...ですが翡翠が...翡翠が!」 ?翡翠がどうしたって...。まさか!! 「翡翠はどこにいる!?」 「琥珀の部屋に...!」 翡翠の部屋は確か二階の西館だったな。 「秋葉...。俺は翡翠と琥珀さんを探してくるからお前は脱出しろ。それでシエル先輩とアルクェイドを呼んできてくれ。こうゆう時に彼女等は頼りになるんだ。」 襲撃者が何者であるかどうかをわからない状況での行動は相当リスクがいる。最低でも誰かの助けが必要だ。彼女等がいれば心強い。 志貴と秋葉を照らす赤い光は不気味に見えた。 _____________________________________________ 現在時刻、1:08。正面玄関前。 「兄さん...。必ず...帰ってきてくださいね...。」 「あぁ...。俺は必ず生きて戻る...。俺の死杯はいいから秋葉は自分の体の心配をしろ。」 秋葉が屋敷から出ていくのを確認し、階段へ向きかえる。この時点で翡翠の状態は察しているが、それでも諦めきれない。生きていてほしい。いや、生きろ。感情が高ぶる。自分でもよくわからないが『なにか』が力を貸してくれている。そんな気がした。 _________________________ 現在時刻、1:12 翡翠の部屋の扉を勢いよく開け、構える。秋葉の言う通りだった。翡翠はここにいた。 「嘘...だろ...。」 ・・・生首で。胴体は見当たらない。彼女はすでに殺されていた。彼女の生首周辺には血溜まりができていた。志貴は叫んだ。秋葉から聞いた時、薄々気付いていた。でもそうであったほしくなかった。生きていてほしかった。しかし現実は正反対。いくらあがいたところで彼女の死は覆せない。もう起こってしまったんだ。 「なんで...。なんで翡翠が死なないといけないんだよッ!あんなに優しい翡翠がッ!こんなんになるなんて...あんまりだッ!」 自分の不甲斐なさと翡翠を殺したものへの激しい怒り。これが神のいたずらなら俺は余裕で神を殺してしまうだろう。 「よう。兄弟」 どこからか声がする。志貴にはわかる。その声だけで誰かは想像はつく。 「お前か...お前が殺ったのか。七夜!!」 七夜志貴。遠野志貴の分身であってそうではない。正確には、影であった。元々七夜家にいた志貴が遠野家へ移らなかった、七夜家に残らなかった『存在しない』志貴を具現化したタタリと呼ばれる存在。遠野志貴は彼を嫌っている。 「そうだ。俺が殺った。」 「何でだよ!何で翡翠を殺した!!」 「殺しに理由はいらないだろ?」 右腕に力を込める。勝負は一瞬、ナイフを構える 「七夜ッ!!」 相手に向かって飛び込む。七夜の頭上には志貴が握るナイフ。それが振り下ろされる。 「ドッキリ大成功...。」 「え?」 振り下ろすはずだったナイフが止まる。 ...ドッキリ?何を言ってるんだ 「そういうことです、兄さん」 「驚きましたか〜、志貴さん!」 振り返ると脱出したはずの秋葉と行方不明だった翡翠がいた。 「どうなってんだよ...」 _________________________ 夜が明けそうな頃、志貴は屋敷の庭で秋葉と翡翠を説教していた 「説明してくれるとありがたいな。で、なんでわざわざ屋敷のダミーまで作ってこんな事した訳?」 「いや〜志貴さんってこうゆう系苦手かな〜って。」 「琥珀さん...。」 志貴から怒りのオーラが放出される。オーラはますます形を持ち、その姿、まさに鬼神。 「しかも秋葉、君がいながらこんなの許すなんて...。」 「ごめんなさい兄さん!つい魔が差してしまって」 「本当に心配したんだ...。仮に死んでいたら怒りで頭がおかしくなる所だった。今後はこんな事は無いように。」 「「肝に銘じておきます...。」」 ...反省しているし、説教はこれぐらいにしておこう。あと肝心なことを聞き忘れていた 「そういえば翡翠は?」 途端、琥珀の表情がニヤける。 「さて、『翡翠ちゃんを探せ』スタート!」 「怒りますよ?」 先程沈めたはずの鬼神が再び姿を表す。 「ひ...翡翠ちゃ〜ん!出てきて〜!!」 「ここです、志貴様」 琥珀の後ろからひょこっと出てきた。琥珀は白いマントを着ていて、そこから先は透明になっていた。 「うわ、びっくりした!というかその身につけているマントって、とうめいマ」 「私が開発したすけ〜るマントです!」 志貴の発言を遮るかのように琥珀さんが説明する 「いやこれ完全に...」 「すけ〜るマントです!!」 あっけに押さて何も言えない。これ以上何も言わないことにした。その時ふいにあくびが出る。 「さて、お遊びは終わった頃だ。帰ろう。」 丁度朝日が昇り始めた。3人は無事(なのか?)遠野邸に向かうのであった。 _________________________ とある路地の屋上。七夜はそこで昇り始める朝日を眺めていた。 「七夜、どこに行ってたの?」 背後から声がする。しかし振り返る意味はない。声だけでだいたい誰なのかわかるからな。 「どこでもいいだろう。俺の勝手だしな」 「フン!七夜のバ〜カ!」 振り返ること無く未だに朝日を見上げる。 (今度は殺り合おう...兄弟) 『遠野志貴』と『七夜志貴』。いつか殺し合うことを七夜...いや、殺人鬼は呟く。 新たな季節が訪れ、夏の思い出は幕を閉じる。
TYPEーMOONさんの作品『月姫』の小説を書いてみました! 遠野邸の見取り図はプロジェクトの中に入っています。気になる人は見てね。 ん?なんか地平線から白い影が...てああああ!白ボムパイセンじゃないですか!わざわざ遊びに来てくださったんですね! ([∩∩])<やあ凱くん。君の小説、読ませてもらったぞ 作者「マジスか。それで感想は?」 ([∩∩])<途中から雑になっている...。死にたいらしいな。 いや〜Pixivで新しい小説書いていたら時間が...。でもこれかけてよかったでs....。てパイセン!その爆弾なんすか!?ちょ、こっちに投げないd、ギャアアアアアアア!! 使用楽曲 ・夢消滅 Lost Dream(東方夢時空) ・