於1989年8月21日推出。搭載全新開發的2.6升直列六缸雙渦輪增壓引擎(代號RB26DETT),輸出280匹馬力,配備5速手動變速箱,百公里加速僅需5.3秒。配備ATTESA E-TS四輪驅動系統(由電腦控制)和HICAS 4WS四輪轉向系統,而ATTESA E-TS系統在必要時可將最多50%的動力傳至前輪,提供車輛更好的循跡性。在德國的紐博格林賽道錄得8分22秒的紀錄,重量1430千克。 1990年3月,R32推出Nismo車型,Nismo車型配備金屬打造的渦輪增壓器,外觀為製冷效率而調整,並無配備空調、ABS、後置雨刷器,重量相較於普通車型輕了30千克,只生產500輛,1991年7月在Nismo車型上推出N1車型。同年8月20日推出小改款,車架補強,安全性有所提升,但重量卻由此提升到1500千克。 1993年2月3日,R32推出V-Spec/V-Spec N1版車型,配備Brembo的剎車卡鉗,配備BBS的17寸輪輞,底盤和ATTESA E-TS四輪驅動重新調校,1994年2月推出V-Spec II版。 1994年11月,BNR32型號停產,總計生產了43937輛。 R32在澳門東望洋大賽、日本GT大獎賽A組、日本JGTC等比賽里大展拳腳,使其享譽世界。此外,這輛車推出後在市場上獲得了巨大的成功,更因為著名競速動漫作品系列《頭文字D》而聲名遠揚。 1989年5月22日、8代目スカイライン発表[13]。GT-Rを含む4WD車は8月発売とアナウンスされた。 1989年8月21日発売[13][14]。型式はBNR32[注釈 4] 先代KPGC110の生産終了より実に16年ぶりとなるGT-R復活であり、当時日産で行われていた901運動の集大成として開発されたR32型GT-Rは、ATTESA E-TS、Super HICASといった当時の最新デバイスに加え、エンジンに専用設計されたRB26DETTを搭載し[15]、日産・フェアレディZ(Z32型)・インフィニティ・Q45(G50型)とともに、日本初の300 PS車としてトリオで発売される予定であったが、当時の諸事情により実施された自動車馬力規制により、いずれも日本向けは280 PSとされた。フェアレディZとインフィニティ・Q45は、海外輸出仕様は300 PSであった。 日産社内では7代目スカイライン(R31型)の時点で2ドアクーペに「GT-R」を復活させる計画があったが、エンジンが4ドアと同じRB20DETであったことや、そのRB20DETが当時ジャーナリストから酷評を受けていたことなどから、開発主管の伊藤修令の判断でその計画は撤回[16]。その後R32型では、プラザ合意後の日産の業績悪化の影響などから「今ここで「GT-Rを復活させる」と言っても通らないだろう」として「GT-X」の仮名称で開発が進められた[16]。 GT-Rの輸出は、オーストラリア向けのみ100台ほどの少量が行われた。出力は日本と同等の207 KWだが、スピードメーターは260 kmスケール仕様、アンテナはルーフ中央前側への設置、ハイマウントストップランプの追加等、細かい変更や追加が行われた上で販売された。現在海外で“Godzilla”と呼ばれているGT-Rの愛称は、オーストラリアでのツーリングカー選手権への参加で、他メーカー勢を周回遅れで制した衝撃がきっかけで名付けられた。 このRB26DETTの排気量は、2,568ccという当時としては“中途半端な”排気量設定がされている[15][注釈 5]。これは当時のグループAレギュレーションに対応させたことが理由[17][18]。 GT系標準モデルとの外見上の違いは、専用16インチアルミ鍛造ホイール、前後フェンダーの拡幅化、アルミ製フロントフェンダーおよびアルミボンネット採用、フロントグリルの追加、専用フロントバンパー、専用リアウィングが挙げられる。 開発に携わった永嶋勉の証言では当初の試作車はスカイラインとフロアパンを共有しており車種の性格上秘匿性が高いとの理由から、R31型スカイラインではなくあえてC32型ローレルをベースにワイドフェンダー化された個体が用いられていた。 1990年にはグループA参戦マシンのホモロゲーション用モデルとして500台限定でGT-R NISMOが発売され[19]、同年よりR31型スカイラインGTS-Rに替わり参戦した全日本ツーリングカー選手権においてデビューウィンを果たす。参戦初年度でありながら、年間を通してカルソニックスカイラインを代表とするGT-Rの強さを印象付け、世界中で最強を誇っていたフォード・シエラRS500を全日本選手権から駆逐し日本国内のみならず、日本国外の自動車レースも席巻した。その後、全日本ツーリングカー選手権がFIAのクラス2規格(排気量2.0 Lまでの4ドアセダン車両をベースにしたJTCC)で行われることが決定したため1993年以降は全日本GT選手権に戦いの場を移すこととなる。ほかにグループAより改造範囲の狭いグループNを基にしたN1規定に対応するため、主にブレーキ系の性能を向上させたVスペック・VスペックIIが発売されている。 車体色のバリエーションはイメージカラーとなるガングレーメタリック (KH2) の他にクリスタルホワイト、ジェットシルバーメタリック、レッドパールメタリック、グレイッシュブルーパール、ダークブルーパールなど、前期モデル、中期モデル、後期モデルで計8色販売された。なお当初はダークグリーンメタリック (DH0) の販売も予定されており、発売前の販促カタログにも掲載され試作車も作られたにもかかわらず[注釈 6]、結局このカラーでのGT-Rは販売されなかった。なおこの車体色は中期以降のGTSグレードにて採用されている。 メカニズムなど BNR32型最大の特徴は、上述の通り当時の最新装備が多数採用されたことである。特筆すべきは、PGC10型からKPGC110型まで自然吸気エンジンかつ後輪駆動であったGT-Rが、このBNR32型ではツインターボエンジンRB26DETTが専用に開発・搭載され、足回りも「ATTESA E-TS」、「Super HICAS」を搭載し、後輪駆動 (FR) から四輪駆動 (4WD) となったことである[注釈 7]。その中でもRB26DETTエンジンは、S20型同様モータースポーツ参戦を前提に開発されていたものであったため、市販車の平均的な水準をはるかに上回るエンジン強度を誇り、出力も280 PS/36 kgf·mを達成するなど非常に強力なエンジンとなっている。 しかし欠点として、RB26エンジンはエンジンブロックが丈夫さと引き換えの鋳鉄製であり、これにより車重が増加した。そしてフロントヘビーな配分と、高度なATTESA E-TSなどのデバイスが災いし、標準装備のブレーキではハードな走行に耐え切れず、N1レース参戦初期には強いアンダーステアに悩まされ、ブレーキフェードによるリタイアもあった。その後の対策として、Vスペックではより大型のブレンボ製ブレーキキャリパーが採用されている。 グレード 標準車 発売初期からラインナップされていた標準グレード。車両重量は、前期型は1,430 kg、中・後期型は1,480 kg[21][22]。 GT-R NISMO 1990年の全日本ツーリングカー選手権初戦に合わせて500台限定で生産、レースベースを含めたら560台製造されたグループA参戦マシン用ホモロゲーション用モデル。モデルコードはKBNR32RXFSL-RA。セラミックタービンからメタルタービンへ変更され[23]、それに合わせてエキゾーストマニホールドも専用品を使用しているほか、エアコン・オーディオ・リアワイパー・ABS・インタークーラーグリルが外され[23]、1,400 kgまで軽量化が図られている[23]。また、外装では冷却効率の改善を図るためボンネット先端のグリル上部に吸気流入量増加を狙ったフードトップモールおよびフロントバンパーに開口箇所を追加(通称「ニスモダクト」)、空力特性の改善のためサイドシル後部にはリアタイヤ周りの整流を目的としたプロテクターが装着され、リアには小型のリアスポイラーが付与されている。 Vスペック 1993年2月のマイナーチェンジ時の際に登場[13]。標準車のフロントブレーキローター径296 mmに対して324 mm、リアブレーキローター径297 mmに対して300 mmにそれぞれ大径化し、ブレンボ製ベンチレーテッドディスク(フロント4POT、リア2POT)と225/50R17インチBBS製ホイールを装備した上位モデル。これに合わせてサスペンションの再セッティングと、ATTESA E-TSのロジックパターンが変更されている。車重は1,500 kg[12]。 N1 1991年7月19日発売[13]。N1耐久レース(現在のスーパー耐久)での使用を見越し設計されたモデル。基本的には快適装備の除去やABSレスなどGT-R NISMOと同様のものであるが、エンジンブロックの肉圧を増加させ、出力アップによる耐久性を持たせたN1仕様のRB26エンジン、NISMO純正ホイール、NISMO製ステアリング、マフラー、ストラット・タワーバー、大型化されたブレーキローター(これによるピンホールの廃止、ブレーキ導風板の追加)、角型2灯式ハロゲンヘッドランプへの換装が行われている。また、車体色はクリスタルホワイトのみである。後にVスペックが発売されると同時に、ブレンボ製ブレーキが追加されたVスペック準拠のVスペックN1となった。さらにVスペックがVスペックIIに置き換わるとVスペックII準拠のVスペックII N1になった。 VスペックII 1994年2月に発売[13]。コーナリングスピードの向上を図るため、Vスペックのタイヤを245/45R17にしたもの(Vスペック発売当時45Rの認可が下りず、発売翌年に解禁となった)。 年表 1989年5月22日 - 8代目スカイライン発表[13]。GT-RとGTS-4は8月発売のアナウンス。 1989年8月21日 - スカイラインGTS-4と共に販売開始。 1990年3月11日 - 500台限定で全日本ツーリングカー選手権(グループA)ホモロゲーションモデルのGT-R NISMOを発売。 1991年8月20日 - 初のマイナーチェンジが行われ、中期型へ移行[13][24]。衝突安全装備の補強材(サイドインパクトビーム)を追加した[25]ことから、重量が50 kg増の1,480 kgとなった。また、ヘッドランプがH3CからH1に大型化され、クランクシャフト形状、シリンダーブロックの補強が行われている[25]。細かなところでは、シートベルト警告灯、エアバッグ設定の追加、ボディ色としてクリスタルホワイト、スパークシルバーメタリック、グレイッシュブルーパールが追加されている(これに伴い、ジェットシルバーメタリックが廃止された)。 1993年2月3日 - 2回目のマイナーチェンジにより、後期型へ移行[13]。クラッチがプッシュ式からプル式になり、トランスミッションのシンクロメッシュ改良が行われた[26]。1994年モデルではリアデフカバーがローレルと同じタイプへ変更されている[27]。また、同時にVスペックおよびVスペックN1を追加。 1994年2月14日 - VスペックII販売開始[13]。 1994年11月7日 - 最後の1台の標準車がラインオフして生産終了。以降は在庫分のみの対応となる。総生産台数は4万3934台[12]。 1994年12月 - 販売終了。
Concept After discontinuing the Skyline GT-R in 1973, Nissan revived the GT-R nameplate again in 1989. At the time Nissan was competing in Group A Racing with the Skyline GTS-R. Nissan wanted to retire the GTS-R in favor of a more competitive vehicle. The new generation of the GT-R, E-BNR32 chassis (commonly shortened to R32), was designed to dominate Group A class racing. Nissan Kohki (Nissan's power train engineering and manufacturing facility) originally tested a twin turbocharged 2.4 L (2,350 cc) bored and stroked version of the RB20 engine. This set up resulted in a power output of 233 kW (317 PS; 312 hp) and used a rear wheel drive drivetrain. Under Group A regulations, a turbocharged engine must multiply its engine displacement by 1.7, putting the new Skyline in the 4,000 cc class, and requiring the use of 10-inch-wide tyres. Knowing that they would be required to use 10-inch-wide tyres, Nissan decided to make the car all wheel drive. Nissan developed a special motorsport-oriented AWD system for this purpose called the ATTESA E-TS. Although this assisted with traction, it made the car 100 kg (220 lb) heavier; the added weight put the GT-R at a disadvantage to other cars in the 4,000 cc class. Nissan then made the decision to increase the displacement to 2,600 cc, and put the car in the 4,500 cc class, with the car's weight near-equal to competing cars. The 4,500 cc class also allowed for 11-inch-wide tyres. New engine block and heads were then developed to better match the increased displacement. The result was a car that had a power output of 441 kW (600 PS; 592 hp).[19] Later REINIK (Racing & Rally Engineering Division Incorporated Nissan Kohi) produced Group A racing engines rated between 373–485 kW (507–659 PS; 500–650 hp)[20] depending on track conditions. Production This new 2,568 cc (2.6 L) RB26DETT-powered all wheel drive concept was put into production as the R32 Nissan Skyline GT-R. The R32 developed 206 kW (280 PS; 276 hp) at 6,800 rpm and 260 lb⋅ft (353 N⋅m) of torque at 4,400 rpm,[14][21][22] it had a curb weight of 1,430 kg (3,150 lb). Nissan officially started its production run 21 August 1989,[23] and began its Group A campaign in 1990. The Skyline GT-R Nismo, identified by the model code suffix "RA", was introduced on 22 February 1990 and attracted a premium of ¥235,500 over the standard car. It existed to homologate a number of changes related to performance, aerodynamics, weight-saving and reliability for Group A racing. Those rules required a production run of 500 units, under the "Evolution" special regulations, but an additional 60 were produced and held by Nissan to turn into race cars, rising the production total to 560 units.[24] Aerodynamic changes include: two additional ducts in the front bumper and removal of the protective honeycomb mesh to improve airflow to the intercooler, a bonnet lip spoiler to direct more air into the engine bay, deeper rear spats, and an additional boot lip spoiler to provide more downforce. The Nismo specification deletes ABS, which is not legal in Group A, and the rear wiper to save weight. The bonnet and front panels are aluminium in all GT-R models rather than the standard steel in non GT-R models, again to save weight. Overall the GT-R Nismo weighs 1,400 kg (3,086 lb) compared to 1,430 kg (3,153 lb) for the standard GT-R. Tyres are Bridgestone RE71 in 225/55R16 fitted to 16-inch alloy wheels. Mechanically, the GT-R Nismo uses the RB26 engine of the 'standard' GT-R but replaces the standard Garrett T03 turbo chargers with larger T04B models, sacrificing the faster spool up of the ceramic turbo wheels for the enhanced reliability of steel wheels. The GT-R Nismo was only available in colour code KH2 "Gun Grey Metallic". Other minor, but noticeable, changes include a circular "Nismo" logo on the right-rear of the boot lip, lack of radio tuning controls on the dashboard console (since a radio was optional), and cross-drilled brake rotors. Nismo-branded options available included a 260 km/h (162 mph) speedometer, 3-inch cat-back exhaust system, front suspension tower brace, sports shock absorbers, 17-inch alloy wheels, and a rear spoiler with a built-in third brake light.