22世紀の地球。私たちはかつて想像もしなかった食や農業のあり方を手にしているかもしれない。とはいえ、それらは決して魔法のような存在ではない。科学と自然の調和の中で育まれた、少し不思議で、けれど「そうなっていてもおかしくない」と思える未来のかたち。その考えをどのように想像させ、私たちみんなが思いを伝えることができていけるかが大切になっていくのだ。 まず、農業のあり方は大きく変わっているだろう。現在でも進められている垂直農法や水耕栽培は、22世紀にはさらに洗練され、都市の一部として溶け込んでいるかもしれない。ビルの屋上が畑になり、通勤している最中に野菜を収穫して帰宅するような日常があってもおかしくない。 また、食の多様性がより広がっていることを願う。気候変動によって作物が育ちにくくなるかもしれないが、その代わりに新しい作物や品種が生まれている可能性がある。例えば、現在はまだ一般的でない昆虫食や藻類などが、未来ではとても美味しい食材になっているかもしれない。栄養価が高く、環境に影響も少ないこれらの食材が、料理として提供され、むしろ現代よりも豊かな食体験ができるかもしれない。 さらに、個人の健康に合わせて食事を提供してくれるロボットなどテクノロジーが増え、人間が料理を作らなくて良い世界は遠くないだろう。 ただ、22世紀になっても無人で農業をすることはまずないだろう。なぜいいきることができるかというとたとえばロボットが野菜などを作ってもロボットはデータ分析をして標準的な物しか作れないだろうし、もしかしたら標準よりも良くないのではないか。もっと上を目指し標準を越えれるようにするためには人間の知恵とロボットの正確さがためされてくるだろう。そういう心配する面もこれから対処していく。私たちにとって大切なのは食事ができなくなることを防ぐことなのだ。ちゃんと考えないと生活していけなくなってしまう。 今の世界に大切なのは人間とロボットやテクノロジーが協力してより良い農業の世界を作ることだと思う。ロボットばっかにやらせてはこの世界は終わる。人間は楽を少しするぐらいがちょうどいいのであり、決して任せてはならない。自分の意思をしっかりと持ちながらこれからの22世紀をみんなで迎えようじゃないか。そして、その成果としての「食」が、単なるエネルギー摂取ではなく、人と人、人と自然をつなぐ文化的な行為であり続けてほしい。未来の子どもたちにとっても温かく、心を満たすものであることを私は願ってやまない。
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