地面効果翼機(通称エクラノプラン)に関する戦術的有用性や我が国の国防戦略への合致性を調べるための実証試験機。 4基の20mmCIWSや1基の50mm電磁加速砲、1基のRAMに3M22の搭載が可能な17セルのVLSを搭載していてGE-1からGE-8の8隻が生産され、6p台湾と沖縄の海軍航空隊に配属された。 最高速度は61.2ノットである。 試験結果としてはステルス性の高さや搭載可能な弾頭の種類の多さなどから概ね我が国の国防戦略に合致しているとされた一方、耐久性の低さや1あたりのコストが高いことから本来想定していた国内各地に分散して配置して接近する敵艦艇に即接近からの離脱という行動が難しいと考えられ、地面効果翼機の大量生産計画は凍結化された。 現在ミサイル艇が行っている警戒監視任務を代わりに行うことができ、さらに現場への到着速度も高いことから試験に使われた8隻は今後も中国・東南アジア近海の防衛任務を行うこととなる。 50mm電磁加速砲は不審船対処能力をあげることができ、更には敵輸送船などの武装の少ない船舶への攻撃能力が高いこと、そしてそれが高速で移動し神出鬼没であることにより敵からしたら厄介であることが評価された。 電子戦用に装備されている兵装もECM、ECCMを行えることから現代戦に対応していて実戦で使用が可能という評価を得た。 しかし、搭載しているCIWSやRAMに関しては試験監督官たちの中で「ミサイル艇と同じく求められるAAL(Attack And Leave)能力が高いこの機体には必要がないのでは」という意見や「外洋に展開するときの自己防衛用として意味がある」という意見。更には「そもそも翼の角度や位置の問題で射角が制限され、CIWSやRAMの力を最大限に活かすことが難しい」などの意見が飛び交い、2隻目以降からは搭載されていない。 絵はGE-1(兵装未搭載)の初めての飛行時のもの。