石川義人 2018 そして夏になり、俺たちは夏祭りにでかけた。 「そういや大和、特待入場券ってなにか特別なことでもあるの?」 「そうそう。出店の商品すべて無料になるんよ」 「え?どうしてそんなの手に入ったのさ?」 「あー、、、うちの宣伝会社がこの夏祭りを宣伝することになって、そしてそのお礼としてもらったってこと。」 「うん、、、わかった。」 昨日の夜、まつりと大和の話し声が聞こえた。何を話していたかはわからない。 「航大ー!早く行こうよ!」 まつりの声が聞こえてきた。 「分かった。すぐ行く」 「まずは金魚すくいやろうよ!」 瑠偉の声も聞こえてきた。 「了解ー!」 こうして、夏祭りが始まったのだった。 そして、金魚すくい屋に移動した俺たちは金魚すくい屋のおじさんにこう言われた。 「お兄ちゃん達、兄弟かい?」 「いえ、私は違いますが彼女と彼が兄姉です。私はただ助けられた仲です。」 「じゃあ、お礼の分すくえよ!」 金魚すくいは、正直得意でも不得意でも無かった。 でも、金魚すくい屋のおじさんの一言で、俺の中にある闘争本能が覚醒した。 「やってやらあ!」 気付いたら47匹すくっていた。 「お兄ちゃん、すごいねぇ!」 「いえいえ、少し本気を出しただけですよ。」 「次は射的行かない?」 瑠偉は相変わらずせっかちだ。 「了解。」 射的は大得意だ。上段にある重い景品でも難なく落とすことができる。 「お兄ちゃん達、自信はあるかい?」 名古屋の射的屋のおじさんは大体この言葉を最初にかけるのだ。 「いえ、そこそこですね。」 こう答えれば何もないのだが、「自信がある」とさりげなく答えると、配置を変えられて難しくなってしまうのだ。 気付いたら上段の景品全て落としていた。 「航大すごい!」 まつりも認めるくらいの射撃精度だったようだ。 気付いたら夜になっていて、花火が打ち上がっていた。 その花火を見ていたら、まつりがこう言った。 「航大、今日もありがと。お礼にちょっと、、、」 「え?」
小4の時の作品です。そのまま写しています。 ファンレター募集中です。