1話 2度目の見慣れた部屋は 「…え…も…さん!い…もんさん!iemonさん!」 「め…めさん…?」 めめさんの声で重い瞼が開いた。 「ここ…。」 「前に連れてこられたところと同じみたいです。ほら、さもさんたちと一緒に。」 嫌な記憶が蘇る。 俺たちは前、この場所までリアル人狼ゲームをプレイさせられていた。 どうやらまた、その場所に連れてこられたらしい。 「ってことは…。」 「はいまぁ…多分そう言うことです。」 思わず、顔が歪む。 もうあんなこと、やりたくないに決まっているからだ。 「…iemonさん。前と同じならミーティングルームに行けばいいはずです!行きましょう!」 「そうですね。」 というか…。 「なんでめめさん、俺の部屋いるんですか?」 「鍵開いてました。普通に。」 「うっわ…犯罪者予備軍。」 「起こしてあげたのでプラマイゼロです。」 「開き直らないでください。」 と、ミーティングルームへと足を進める。 「えっと…こっちですよね?」 「そっちであってます。」 めめさんと話しながらスマホで役職を確認した。 俺の役職は…『ナイスゲッサー』 2話 ミーティングルーム 「あ!iemonさん…!」 声を上げたのはルカだった。 全員の視線が俺に集まる。 「…何かあった?」 「……。」 ルカが視線で合図する。 ルカの視線を追うとそこには…見たことのない人の死体が。 「ニ…グ…さん?」 きっと、おどみんのメンバーなんだろう。 おどろくさんが小さく震え、さもさんは悔しそうに目を伏せていた。 「誰…ですか。今なら…まだ苦しまずに逝かせてあげます。」 「あっ…。」 茶子さんが震えながら手を上げる。 「私がやったんじゃないけどね、ニグさん言ってたの。リア充は殲滅だって。」 …! そう言うことかと俺は頷いた。 「それでメテヲさんの方に走って…それで…。」 茶子さんの唇が小さく動く。 「それで…っ!」 目元を見ると、そこには涙が浮かんでいた。 「…俺は見てないので知りませんけど、きっとニグさん、爆ぜ師だったんだと思います。」 めめ村でamong usをプレイしていたみんななら、きっとわかったはず。 「爆ぜ師は…ラバーズを爆破できれば勝ち……。」 「そう。それでメテヲさんとぐさおさん…あー…まぁ察してください。なのできっと、ラバーズだと思ったんじゃないですか?だから」 「だから突っ込んで自爆した、と。相当なお猿さんですね。」 俺の言葉を、めめさんが引き取る。 「おっと、もしニグさんがシェリフでも、私は知りませんよ?でもシェリフなら、メテヲさんが確白になるだけです。」 「それは…ない。あー…もう狙われてもいいや。俺がシェリフだもん。ありえないよ。」 だから、とニグさんの死体を見る。 「誰も何もせず、人外が1人バイバイってわけ。やったね。」 「…メテヲさん、何かありました?」 「特には。」 と、両手をあげて笑った。 「あの…私もCOいいですか?私、ベイトです。キルしたら犯人が即レポするやつです。よろしくお願いします。」 いつもとは違い、慎重で気弱なぐさおさんが何か少し怪しかった。 でも…ベイトなら。 ベイトなら、話は別だ。 「じゃあ俺らで仕切る…でいいんかな?まず他にCOはいますか〜。」 沈黙。 誰も微動だにしなかった。 「おけおけ。もしゲッサーいたら俺らは飛ぶけど、まぁまだ大丈夫でしょ。それにイビルゲッサーが能力を使えるの、確か1試合に2回までだよね。まだ、そのカードを切るには早い。」 にやっと笑ってぐさおさんを見た。 「ねぇぐさおさん。誰か怪しいなって思う人いる?」 「……まだなんとも言えない。みんながみんな怪しく見えるよ…。」 「だよね〜。誰だ〜?裏切り者。どーせいるのはわかってんだよ。今のうちに出てきたら、吊るしてあげるよ。」 誰も動かなかった。 少しも。 「ま、そーだよねぇ。他の確白が出てきてくれたら楽だけど、出たらゲッサーいた時がやばいか。」 会議を終わろうとした時だった。 「あ、俺オポチュニストだから。生かしておいてくれれば味方するよ。その時に有利な陣営にね。」 凸もりさんは、全員を見て、にやっと笑った。 俺には、彼の笑みが笑っていないように見えて寒気を覚えた。 3話 動き続ける …なんか…1人死んだな。 しかも…全く知らん人。 さもさんたちには悪いけど何とも思わねー…。 それよりこの役職、俺じゃないって! iemonより体力はあるけど…瞬間的に使っちゃうタイプ! まぁこのマップ、前に行けなかった場所とかあるし最初のうちはまだ見てみぬふりされるだろうけど…。 今回マグロも共存勝利でよかったぁ〜…。 多分生かされるよね? …サイドキック欲しい。 1番勝ちやすいし。 ってことで言いながら走ってみよう! 「誰かーーー!!サイドキックくれーーー!!」 「うっるさ…両生類、うるさいから多分誰からももらえないよ。お疲れ。」 「のーーーーーーー!」 「だからうるさい!」 「あ…はい…」 「もー……しょーがないですね!あげますよ…サイドキック。」 「え、まじ?」 「まじです。ほら…言うことは?」 「ありがとうございますLatte様」 「よろしい。あげる。」 Latteが俺に手をかざした瞬間。 どくんと心臓がなった。 それから視界が紫色に濁った。 俺が俺じゃなくなる気がした。 だけど…。 これはこれでいいかも…っ♡ ずきって頭が痛くなって、なんだかわからないけどちくちくと痛くなる。 でも…これくらいなんてことない…♡ Latteのためになるのなら…ね? 妖狐様…。 大好き…です♡ 「両生類、元の役職は?」 「マグロ…です。」 「なら私がマグロのふりしてるね。私は死なないほうがいいでしょ?」 「うん…♡」 たったったと、Latteが駆けていく。 幸いなことに俺はまだ誰にも見られていない。 勝ち…かな?? Latteは生かされて俺は別に…妖狐様のためなら死んでもいい♡ Latteが生きてさえいれば…俺たちの勝ち…だもん♡ Latte…俺を背徳者にしてくれてありがとう♡ 俺は誠心誠意、妖狐様を慕い支えます♡ 背徳者は妖狐に魅せられ、堕ちた者の末路である。 はいー!第二期! ロゴとか挿絵とか全部アイビスでやります! 挿絵できるだけ入れるよう頑張ります((( 今回は目を瞑ってください。 忙しかったんです(主に嫁関連(エアブラシです(は?))) 本当は…メテヲさん描いてたんです… 上手くいかなくて泣いた() ワンチャンアナログなら描くかも() ロゴは出来次第貼ります() 明日頑張って作ります。ロゴは。