わたしの名前は深田想乃。 明日から白椛(しらかば)学園に転入する。 『え〜っと、まずは学園長さんの部屋に行くんだっけ、』 重いキャリーケースを引きずりながら門を通る。 『うわぁ〜、広っ!!』 噴水のある広いお庭を通って来客用のインターホンを押す。 [ピーンポーン] 「はい」 『あの、明日からこの学園に転入する深田想乃です』 「あ、深田さんですね。少々お待ちください」 『はーい』 駿「あっ、はじめまして。」 『えっ! は、はじめまして。』 やばっ!本物じゃん!! 駿「想乃ちゃんの案内役?を担当する道枝駿佑です。 よろしくね!」 『え、あの、深田想乃です。よろしくお願いします!』 駿「タメでいいよ。同級生だし。」 『え、や、でも…』 駿「どうしてもイヤ?」 『わ、分かりました。』 駿「うん。行こっか」 『はいっ!』 駿「想乃ちゃんは寮?」 『はい、両親がイギリスに行っちゃって。 で、お父さんが家で1人は心配だからって』 駿「へぇ〜、でもお父さんの気持ち、ちょっとわかるかも」 『え、なんで!?』 駿「可愛いから変な男に狙われそう」 『想乃が?』 駿「うん」 『想乃は一人暮らししてみたかったけど』 駿「確かに!楽しそうだね」 『あ、あのっ!』 駿「ん?」 『もしかして、あのなにわ男子の道枝くんですか?』 駿「せやけど、どした?」 『想乃、大ファンなんです!』 駿「マジで!?めっちゃうれし〜!」 『想乃も嬉しいです。』 駿「あ、」 『あ、?』 駿「敬語になってる」 『あ、』 駿「はは笑」 『結構ムズいん、だよ』 駿「あはは笑めっちゃぎこちないね」 『それより、早く学園長さんのとこに行こ』 駿「うん、行こ」 〜〜 駿「ここだよ」 『ありがとう。 ふぅ〜、』 [コンコンコン] 校長「どぞ〜」 『失礼します。明日からお世話になる深田想乃です。 よろしくお願いします。』 校「ささ、そんな固くならないで。どーぞ、座って」 『はい、ありがとうございます。』 校「道枝くんとは会えたかな?」 『はい。ここまで道枝くんに案内してもらいました。』 校「そうかそうか。すごくいい子なんだ。アイドルとして 活動しながらも、テストでは必ず学年1位を取ってるし、 ものすごく頑張ってるんだ。」 『わたし、なにわ男子の大ファンだったんです』 校「へぇ〜、なら丁度良かった。」 『なにがですか?』 校「いや、なんでもない。 明日からはわからないことがあったら道枝くんに。」 『はい。』 校「あと、席も隣にしといたから。」 『えっ、いいんですか!?』 校「ああ。あと、寮についてだが、 道枝君!!」 駿「はい!」 校「案内してきてくれ」 駿「はい!!」 校「では、また」 『あ、はい。ありがとうございました。失礼します。』 『はぁ〜、』 駿「てかさ、なにわ男子の大ファンって言ってたよね。」 『うん』 駿「なら良かった。」 『えっ、なんか校長先生も丁度いいって言ってたけど、 何かあるの?』 駿「まぁ、お楽しみに」 「今から、寮に行くからね。」 『うん。楽しみ』 駿「右側にあるのが女子の寮、左側が男子の寮。」 『へぇ〜、別々なんだね。』 駿「うん。流石にね」 『じゃあ、想乃はこっちか。ありがとね』 駿「え?」 『え?、なに!』 駿「は笑俺らはこっち」 『え?なんで?』 駿「ははっ笑秘密」 『えっ、えっ?』 駿「ちょっとうるさいから目、瞑って。」 『えっ、何、誘拐されるの!?』 駿「まぁまぁ、いいから俺についてきて」 『うん。』 〜〜 駿「さ、目開けてみて」 『っ!!』 和「どぉ〜もぉ〜プリン食べ」 『え゛ぇ〜〜!!』 和「ちょ、最後まで言わせてや」 『なにわ男子だ!!』 恭「うっす」 大「俺達のこと知ってくれてるんや」 『も、もちろんです!!でも、なんで私がここに?』 謙「じぁ、リーダーお願いしますよ!」 和「えっと、こないだですね、えっと〜、管理人さん?が なんかどっかに行っていしまいまして、代わりの人です」 『えっ?』 丈「お前、分かりにくいって。大吾、行ったれ」 大「2週間くらい前に大家さんが老人ホーム的な場所に 行ってしまったので、想乃ちゃんにお任せしたいなと。」 『えっ、えっ…え"ぇ〜!!』